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自己再生産してきたもの

私は、ギターを弾くのが大好き。
私は、走って汗をかくのが大好き。
私は、甘いものを食べるのが大好き。
私は、好きなものに囲まれ、なおかつ安全な自分の家で過ごすのが大好き。
…。
でもねぇ、ずいぶん考えてみたんですけど、いま私、胸張って「大好き」って言えるのって、これくらいのものなんですよねぇ。
もちろんデザインするのも、物語をつくるのも、やりたいことの筆頭ではあるんですけど。
残念ながらいまのところ、胸張って「大好き」とは言えません。
やっぱり、後ろめたい思いがあるんですよねぇ、そう口に出して言うのが。
この後ろめたさが、私が正面からやりたいことに向かうことができない原因だと思います。
じゃあ、この後ろめたさの正体は、いったい何なのか?
私が私らしい個性を持ち、自立することをよしとされなかった、子ども時代の記憶です。
「私だけがいい思いをしちゃいけない」という、子ども時代の思い込みです。
足掛け三年、カウンセリングに真剣に取り組んできて「まだ私の中にこんなものがあるんだぁ」と思いますけど。
残念ながら、あるんですよねぇ、実際に。
私にとって「自己実現ゲーム」の、最初で最後の難関がコレなんです。

でもここにきて、克服のカギになるものをようやく見付けました。
やはり、「イヤぁな気持ち」から逃げないことです。
というのも昨日「イヤぁな気持ち」は自分を変えようとできている証拠だ、と書きましたけど。
それだけじゃないことに今朝、気付いたんです。
結構、いろんな感情を幅広くカバーしてるんですよ、この気持ち(体感)って。
経験のストックがないことをする不安だけじゃなく、「こうなっちゃったらどうしよう」っていう恐怖心や、やっちゃったことに対する後悔、身の置き場のない心細さや、それこそ後ろめたさとか罪悪感とか、マイナス感情のかなーり広い部分をカバーしているように感じるんです。
さらに、それにプラスして私の場合、子ども時代に母親と違う意見を持つと必ずチクリ!とくるひとことを言われたので、そのチクリ!を自分で再生産するためにも使っちゃってるんですよ、この「イヤぁな気持ち」を。
これに気付けたことは、またしてもたいへん幸運でした。
だって、「イヤぁな気持ち」が恐くなくなれば、「自分らしくいちゃいけない」っていう、自己再生産し続けてきたマインドブロックにもアプローチできるわけですから。
というか、「イヤぁな気持ち」を甘んじて受けないと、そのブロックには到達できなかったわけです。
だから、何度も処理したつもりだったのに、なかなか改善されなかった。
なるほど、カウンセラーが「行動しないと先に進めない」と言ってたのは、これがあったからなんだぁと思いました。
ただ、理解しただけじゃダメなんですよねぇ。
実際に「イヤぁな気持ち」をたくさん体験して、慣れて、恐く感じないようにならないと。
そのためにはカウンセラーの言うとおり「これまでしたことのないことをする」というのがいちばん、手を付けやすいのかもしれません。
何しようかなぁ?
とりあえず外へ出て、散歩でもしながら考えてみようと思います。

ホームページをつくったので、ぜひ見てみてください。
コメントなども、お気軽にお願いします!

じゃみなさん、よい一日をお過ごしください!

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