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製作ノート(44)出演者インタビュー④

みなさん、こんにちは。『珠光の庵』韓国語版のインタビュアーこと田中直樹です。
今回はなんと韓国のキャスト陣にインタビューさせていただきました!
と言いつつ僕自身も韓国語はまだまだ不勉強なので、劇団員のさっさんに通訳をお願いし、なんとか実現しました。さっさんありがとうございます!

それでは、インタビューに参りましょう!

【チェ・ウンギョンさんへのインタビュー】

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― チェさん、こんにちは。今回はインタビューにご対応いただきありがとうございます!それではさっそくですが、自己紹介からお願いします。
こんにちは、チェ・ウンギョンです。 37歳で、現在ソウルにある劇団「クッパルジョンソ301(극발전소301)」の劇団員です。
2004年度に舞台デビューし、これまで主に演劇だけをやってきましたが、一昨年より映画にも出演しています。
昨年の12月には『お一人様用食堂(原題:[1인용식당])』で主人公オ・イニョン('오인용')役で出演し、11月には『20世紀作家』(原題:[21세기 작가])で補助作家(アシスタント)役として出演しました。
そして、昨年の6月についに結婚しました!

― おおっ・・・!ご結婚おめでとうございます。そんな新婚ほやほやなチェさんですが、日本といえばどんなイメージを持っていますか?
静か、つづまやか、便利、一味違う、奇抜・・。日本の街並みや日本の方たちにお会いすると感じるイメージです。
そして私は日本の小説や映画、アニメが好きなのですが、自分の精神世界や視野が広がるような、本当に変わった作品が多いように思います。

― 最後にひとことよろしくお願いします!
本当に不思議なことに、2019年の新年の目標として ’日本で演劇をする’と書いた数日後に、劇団衛星の韓国俳優を募集するという文字を見かけました。
幼い頃から漠然と持っていた夢がついに叶いそうです。大切に、そして感謝の気持ちをもって公演に臨みます。

― チェさん、ありがとうございました~。日本でお会い出来ることを楽しみにしています。


【キム・ギフンさんへのインタビュー】

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― キムさん、こんにちは!まずは自己紹介をお願いします。
こんにちは。韓国で演劇をやっています、キム・ギフンです。
旅行が好きで、日本の漫画や料理が好きで、東京、大阪、福岡、京都、横浜等に旅行したことがあります。日本語はできませんが、旅行は全て良い思い出です。
今回、日本の皆さんと一緒に創作ができることになり、大変うれしいです。

― すでに日本へ来られたことがあるのですね。日本といえばどんなイメージをもっていますか?
韓国と同じでありながらも違うエナジーがあるように思います。私が出会った「日本」は、活気にあふれ、静かで、親切でした。

― ありがとうございます。それでは最後にひとことお願いします!
2年前にかもめ演劇祭(神奈川かもめ短編演劇祭)に参加したことで、日本の演劇に関心を持つようになりました。穏やかな響きから活気に満ちたエネルギーまで、韓国の情緒と似ていながらも異なる日本のエネルギーを感じることができたと思います。
今回、『珠光の庵』に出演することになり、とても光栄で楽しみです。楽しく創作ができればと思います。

― 日本の演劇に関心を持っていただけていること嬉しい限りです!来日を楽しみにしています!お答えいただきありがとうございました~。


【チョン・スヨンさんへのインタビュー】

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- チョンさん、こんにちは!まずは自己紹介をお願いします。
こんにちは。韓国で俳優として活動しているチョン・スヨンといいます。
幼い頃ジム・キャリーの演技を見て、「あ!僕もこれやってみたい!」!という思いから芝居を始め、今は芝居が楽しくてずっと俳優活動を続けています。まだ未熟な点も多く、学ばなければならないことも多いですが、それも面白さとして受け入れ、楽しく臨んでいます。生涯学び続ける俳優になりたいです。

― 幼い頃からの思いで今も俳優をされているんですね。そんなチョンさんに質問です。日本といえばどんなイメージを持っていますか?
日本といえばまず思い浮かぶのが’味の国’です。韓国でも様々な日本食に接することができ、色んなものを食べてみました。その中でもラーメンと寿司がとても大好きです。今回の滞在で時間が許されるのであれば、現地(日本)で有名な、美味しいお店を訪れたいです。

― ぜひぜひお店を巡りましょう!日本食を堪能してください!名残惜しいですが、最後にひとことお願いします!
2020年は私が30歳になる年です。そして30歳になって初の公演がまさに『珠光の庵』です。30代初の作品を、それも韓国ではなく日本でできるだけに、私には意味の大きい作品です。
30代の始まりの幕開けとなる作品なので、一生懸命準備をして、良い公演にしたいです。

― チョンさん、ありがとうございます!


今回は韓国からお越しいただけるキャストの皆さんにインタビューしました。
韓国から見た日本・・・面白い発見が沢山ありますね。これは公演も面白くなること間違いないです!ぜひお楽しみに!
最後までお付き合いいただきありがとうございました~。


2020年1月13日
『珠光の庵』制作部 田中直樹

劇団衛星『珠光の庵〜遣の巻〜』韓国語版
2020年2月8日〜11日 会場:KAIKA
●公演情報 http://ow.ly/MROZ30q3Scc
●チケット発売中 https://dbf.jp/fueki/kaika/200208/
●応援福袋も販売中 http://www.jukou.info/fukubukuro.html


劇団衛星の活動継続と公演の実現に向けて、みなさんのサポートを、ありがたく受け取っております。応援ありがとうございます。