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製作ノート(10)夏休み平和のつどい

更新がしばらくあいてしまいました。すみません、お待たせしました。
『珠光の庵』公演に向けて、色々と進めていることもあるのですが、準備が整うまでもう少し時間がかかりそうです・・。今しばしお待ちください。


先日、私・植村は、吹田市の「夏休み子供劇場」の公演のお仕事をさせていただきました。それは、「市民平和のつどい2019」のプログラムの一つとしての上演でした。
私はこれまで、吹田が「非核平和都市宣言」をした都市であることも存じていなかったし、最初にこのお話を頂いた時は、その公演がなぜ8月6日に行われるのか、よく考えてもいませんでした。

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少し話が飛躍しますが、私が望んでることの大きな一つは、「世界平和」です。世の中のみんなが、少しでも幸せに平穏に過ごせたら・・と祈念しています。

数年前、いろいろなプロデューサーの人たちと文化施策の話をしていた時に、誰だったか、“オリンピックが終わるまでは(日本政府は)戦争をしたくないから、文化交流に力が入れられるだろう” ということを言った人がありました。
それを聞いた時に、もちろん、私たちの劇団も何らかの形でそのお金を得られたらいいな・・という本音も思いましたが、同時に、それが私の望む「平和」に多少なりとも貢献できることになるのであれば・・という希望も感じました。
私が私の好きな演劇をすることで、それに繋がる可能性が少しでもあるなら、こんなに幸せなことはない、と思いました。

演劇などの文化交流が、国際的な情勢や社会の動きに大きな影響を持てるだろう、などと、単純なことは言えないと今は思っています。

でも、今回、8月6日に、子どもたちと一緒に演劇を観る時間を過ごせて、図らずも私は私のやりたいことを一つ、できていたのかもしれない・・と感じました。このご縁はとても嬉しいです。


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『珠光の庵』インターナショナルver.は、特に高尚な目的のためにやろうと思っているわけではありません。単純に、やれたら楽しそうだな・・と思って、始めました。
まずはこの公演が実現できるように、やれることからしっかりやっていこうと思います。


2019年8月10日
劇団衛星プロデューサー 植村純子

●チケット先先行販売のお申し込み受付中!!
https://dbf.jp/fueki/kaika/200208/

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