製作ノート(21) キャスト情報発表
劇団衛星プロデューサーの植村です。
「珠光の庵」ウェブサイトに、次回上演のキャスト情報を、掲載しました。
http://ow.ly/MIn130pHwJ8
森谷A F.ジャパン 黒木陽子 紙本明子 田中沙穂 蓮行
大石達起(IN SITU)
チョン・スヨン キム・ギフン チェ・ウンギョン
以上の10人と、スペシャルなスタッフ陣とで、韓国語版の創作・上演を行います。
今週、植村はソウルへ行ってきました。韓国からお越しいただく3人の俳優さんとも会いました。スヨンさん、ギフンさん、ウンギョンさんです(写真)。
美味しいサムギョプサルをいただきながら、打合せ。翻訳し立てのほやほや台本をお渡しして、稽古の流れなどを相談しました。一緒に稽古がするのがとても楽しみです。
「韓日舞台人の交流会」緊急開催のお知らせをいただいたとき、瞬間的に、行きたいって思って、行くことにしました。何を求めていくのか自分でも明確にはわからないけど、ソウルへ行くきっかけを得られたことは、とてもいい機会でした。
行ってみて気づいたのは、私・・やっぱり不安だったんだな、という実感です。久しぶりに会えた顔ぶれや、劇団衛星で一緒に創作する予定の皆さん。みんなと会って、安心した。課題も認識したけど、何より、人の顔が見えたし声が聞けました。
劇団衛星が、今このタイミングで、韓国語版の創作・上演を、具体的に始めることにしたのは、たまたまのことです。海外の方と一緒に作品を創るのも、海外公演を考えるのも、実際には初めての取り組みなので(ずっと希望はしてたけど)、だからまだ何もよくわからないでいます。現在の情勢が、どれくらい具体的な厳しさを伴ってくるかわからず。何となくの不安を抱えていたのだ、ということを思いました。
コーディネート協力をしてくれてるウンミさんや、出演いただくウンギョンさんたちが、「日本に行くのが楽しみだ」「早く劇団のみんなに会いたい」と言ってくれるのを聞いて、本当に嬉しいし、お話していて具体的な創作のイメージも抱けました。やらなきゃって気持ちを新たにしています。
ソウルで色々な方の話を聞きながら、私たちに考え至っていないことがたくさんある、ということも感じました。そのことを明確に思えたのは、今から韓国のみんなとの創作に取り組もうとしている私にとって、とても大事なことだったと思います。
ちゃんと頑張ろう、と。決意新たにして、劇団衛星公演に臨みます。
どうか、応援をよろしくお願いします。
2019年10月11日
劇団衛星プロデューサー 植村純子
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https://dbf.jp/fueki/kaika/200208/
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劇団衛星の活動継続と公演の実現に向けて、みなさんのサポートを、ありがたく受け取っております。応援ありがとうございます。