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製作ノート(43)出演者インタビュー③
みなさん、こんにちは! 「珠光の庵」の魅力をお伝えするべく、インタビューをしています、制作の田中直樹です。
今回は出演者のファック ジャパンさんと黒木陽子さんをお招きしています。ぜひ最後までお付き合いください。
【ファック ジャパンさんへインタビュー】
— ファックさん、本日はよろしくお願いします。
まずは、ファックさんにとってこの作品の好きなシーンやポイントなどを置きかせください。
「開場から開演の流れ」と「後席」でのお茶会での空気感が毎回新鮮で楽しいです。
お客さんと共に進めていく要素が強いので、その日その時にしか流れない時間が毎回楽しみです。
— その1ステージ限りの公演なんですね。ありがとうございます。
今回は韓国版ということで、京都でおすすめ、または行ってみたい韓国を味わえる場所があればぜひ教えてください!
オススメは、韓国に留学経験もある団員の田中さんが作ってくれる韓国料理です。この間、AKIKANでみんなに振舞ってくれたんですけど、最高に美味しかったです。
— さっさん(田中さん)の手料理ですか・・・!それはめっちゃおいしそう!僕も食べてみたいですね~。
そんな韓国バージョンで挑む今回ですが、これまで、そしてこれからインターナショナル版を上演する中で自分自身の変化や気づきなどはありましたか?
セリフ(言語)の強みと同時にセリフ(言語)の弱みも同時に感じています。
言葉で伝わること、誤魔化せること、逆にわからなくなってしまう事。
それなのに基本的には今までの『珠光の庵』とやる事は変わらないという事も新鮮でした。
— ありがとうございます。それでは最後に今公演の意気込みをどうぞ!
海外の俳優さんと一緒に作品を創作するのが初めてで、どうなるのか全くわかりません(笑)。楽しみたいなと思っています
【黒木陽子さんへインタビュー】
― 早速ですが、黒木さんにとって、今回の『珠光の庵』という作品はどんな存在ですか?
役者としての節目になったというか、お芝居の楽しさを知った作品のうちの一つです。
初めて経験した再演作品ということもありまして、同じことを飽きるほど何回もやる、その中でしかあらわれないものってあるんだなと実感できた作品です。型は全部決まっていて、もうタイミングやら言い回しなんかはほぼほぼ固まっているんですね。その上で会場やお客さんとの一期一会をやる、舞台の上で生きる、というのが本当にええなあと思っています。
― 舞台の上で生きる・・・しびれますね・・・。そんな大切な作品が。今回は韓国版で上演ですね。
黒木さんは京都でおすすめ、または行ってみたい韓国を味わえる場所はあたりしますが?
ハングルを覚えて、駅の表示とか、観光案内板とかを見るのをオススメします!
く…キョ!どど、とお!京都!京都やーとか、暗号が読めたみたいですごく楽しいですよ!
― す、すごい!日々町中にアンテナをはっておられるのですね!
これまでのインターナショナル版の上演はありましたが、今回の『遣の巻』に違いや変化はありますか?
特にない…ような気がします!
英語はなんとなくわかるけれど、韓国語はほぼほぼわからないので、勉強せねばー!という気持ちが強いです。
― お隣の国だけど、なかなか学ぶ機会がないですもんね。この機会はとても貴重ですね! それでは最後に今公演の意気込みをどうぞ!!
がんばります!
今まで、身体のさばきかたについてごまかしごまかしやってきた気がするので、そのへんをちゃんとやろうと意気込んでいます!あんまりお客さんには関係のないところですが!
美味しくお茶を楽しんで飲んでいただけたら嬉しいです。
― ファックさん、黒木さん、今日はありがとうございました!
2020年1月10日
『珠光の庵』制作部 田中直樹
劇団衛星『珠光の庵〜遣の巻〜』韓国語版
2020年2月8日〜11日 会場:KAIKA
●公演情報 http://ow.ly/MROZ30q3Scc
●チケット発売中 https://dbf.jp/fueki/kaika/200208/
●応援福袋も販売中 http://www.jukou.info/fukubukuro.html
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