私は人を笑顔にさせてお金をもらってきた
青森は最高気温が7度?寒〜い一週間が続いております。昨日は珍しく実の父が体調を崩し、病院へ連れて行きました。皆様もくれぐれも体調管理にはお気をつけください。
待合室の中で
先日鑑賞した「てんびんの詩」を思い出しながら自分の原点ってなんだろうと考えていました。もうかれこれ3年以上「個人事業主です!」「英会話スクールを運営してます!」と話してて、なぜやるのか?どうして自分じゃなきゃいけないのか?とか掘り下げてきたつもりだったけど、、、
でもあなたの商いの原点は?と言う問いに一つ思い浮かぶことがあったんです。
極寒の青森に春を届けるお仕事
私ね、6歳の時に祖父か祖母の薦めで地元のお祭り 「えんぶり」に「踊り子」として参加することになったのです。それがそのお祭りの本番は2月の中旬で、青森の2月って言ったらそりゃもう極寒なんですよ。一番寒い時期。
そんな極寒の中、外で踊ったり、ご祝儀周りと言って町中歩き回らなくてはいけないんです。しかも一日中。
着慣れない衣装に身を包んで、顔は冷たい上に白塗りのお化粧。
ちょっと歩いては踊って、ちょっと歩いてはまた踊る。
6歳の小学1年生にとって通学路の何10倍も歩くことすらしんどかったと思います。初めはなんでこんなことするか分からずただひたすらに前の大人に付いて行くことで精一杯でした。
人生初のおひねり
そんな過酷な中、唯一良かったことは
踊ればおひねりがもらえること
英語でいうとチップですね。
踊り終わった後に「上手だったね〜」とか「可愛いね〜」「寒いでしょう〜」とティッシュに包んだお金を手に握らせてもらうのです。
最初はお金の価値なんかわからないから単なるご褒美程度にしか思っていませんでしたが、これこそが私の商いの原点だと今更気付きました。
笑わせたら笑わせた分の報酬
なんだかこれだけ見たらお笑い芸人みたいですね。w
でも本当に【人を喜ばせたらお金がもらえる】
この方程式が私の中に生まれたのはこの踊り子の経験からです。だから常に人を楽しませよう!笑わせよう!喜ばせよう!その思いが根底にあるんですね。
お金がもらえるということは価値のあること
自分を認めてもらっていること・人の役に立っていること
人を笑顔にすることが「善い行いだ」という教育を受けていました。
ピエロ時代
ここでちょっとだけ暗黒時代のお話をすると、この人を笑顔にするということが【心ここに在らず】になるとすごく辛いことも知っています。
顔で笑って心で泣いて、、なんて日本の精神論などでよく言いますが、これむちゃくちゃキツイですから。芸能人の方がよく心を壊しちゃう気持ちが分かります。私もよくステージ直前までピーピー泣きながらステージの上でめっちゃ笑顔で終わってまた泣く。みたいなことめちゃくちゃありました。
どんなに熱があっても舞台は立つ!とかステージの上は別人になる!とか、そんなことばかりしてたら本当の自分を見失うのでここは特に気をつけているところです。
みんなが笑顔になる瞬間
私にはたくさん憧れている人たちはいますが、どうあがいても私は私にしかなれません。31年間の経験の中で今出来ること。
それは人を笑顔にさせること。これが私の商いの原点です。
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全ての笑顔にスポットを当てたい
自ら光を放てる人を作りたい
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