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ビギナーには理解できないキャンプの価値観を考える


日本全国が高気圧にすっぽり入った冬の日曜日だった。

金土は凄まじい忙しさで疲れ果てていたが
朝、トイレで起き、2階の窓から見える
閃光のように光輝く快晴の景色に

願っても無い冬キャンプ日和がやって来たなぁと思ったものだった。

昨日既に、キャンプ地には予約も完了しており眠い目をこすりながらも気分上々で妻の起床をキッチンで待つ。

ところが…

ベッドルームからはゴホッゴホッと
妻の咳込む声が聞こえたと思ったら…

「完全に風邪ひいたみたい」

「ソロ行っておいで」と妻の一言

な…なんと…こんな晴れキャンプの日に…

「私一人で唐揚げ作って食べるから気にしないで」

と来たもんだ…。

これは行っておいでと言いつつ行くなというキーワードでもある。

風邪なのに唐揚げ食う馬鹿はいない。
ソロキャンプと唐揚げを天秤にかける私。


この悩ましさ…
45秒の沈黙の後、唐揚げを選んだ私だった。
晴れの日はまた直ぐにやって来るが

妻が唐揚げを作る日は半年先にも一年先にもなる可能性がある。

「よーーし、そうとなれば久々やるかお家キャンプ!」

そんなわけでノーキャンプの休日が始まった。

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