#3 【演技】超個人的な区別のお話【芝居】
※今回の内容に関して正誤を問うてはいけません。あくまで個人の勝手な区別のお話なので辞書引いてご指摘等はお止め下さい泣いてしまいます※
という事で、好き勝手な内容になると思います今回。
何を語る気かねマカオ君とお思いでしょう。
まぁそう焦りなさるな。えー、実はもうタイトルに載ってたのですが、
【演技】と【芝居】を僕個人がどう分けて捉え考えてるかってぇお話です。
ぶっちゃけ演技と芝居って何が違うのって思ったことないです?ちなみに僕はアテレコとアフレコの違いが未だによく分かってません。
閑話休題
ものすごくざっくり言うと演技は「個」のもの、芝居は「空間」のものって分けて僕は考えてます。
大丈夫です、こっから勝手に掘り下げて行きます。
「個」と「空間」てなんか相関関係もない感じですよね。
今ググってみたら空間の対義語は時間なんですってね。へー。
今僕ピンときてない顔してます。
すみませんよく脱線します。
まぁホントニュアンスの問題なんですよね。
演技は個の技術部分のみを抜粋して呼称したもの。芝居は個や群が作り上げる空間芸術、的な捉え方をしてます。
なので僕の中では演技が上手くてもお芝居が下手、逆に演技は下手でもお芝居になると上手って感覚が存在します。
基礎力も高く表現も達者なのに、周りに悪い意味で溶け込めてない、浮いてる、空気が読めてないなぁってのを観ると、お芝居がなぁ…となる。
発声も滑舌も良くない、抑揚も微妙、だけど他者とのやり取りは自然に感じ、ちゃんと空気を感じ取り、空間へ影響を与えてるなって人はお芝居上手だなぁと感じます。
「ほうほう、そいじゃそう区別する理由は分かったよ。んで結局何を言いたいのさ」ってお思いでしょう。
区別することが必要なくらい、それぞれ大事な要素が違うって事なんです。
上でも書いた通り片方達者で片方手落ちてな事が起こります、何故か?
ひとえに演技お芝居をやる上でそれぞれキャッチすべきもの、見るべきものの違いがあると、僕は踏んでいます。
演技で必要なもの。
発声滑舌、感情解放、国語力という基礎部分くらいなもんでしょうか?
そこからインプットとそれぞれのスペックを上げれば演技力も上がっていく感じですかね。
対して芝居で必要なもの。
共感性、思考力、会話力、空間把握能力、アドリブ力、瞬発力、情報収集力、記憶力、度胸、
あれ?めっちゃ多くない?書き始める前にはこんな多くなるとは思ってなかったですが…え、めっちゃ多ない…?(再確認)
とまぁ、こういう事です(ドンッ)
演技は、演者が台本をしっかりと読み込み、その中から演技に活かすべき事柄を拾い上げ演技表現に乗せる一方通行の作業でなんとなし出来てしまいます。(勿論読解力やアウトプット能力が必要なので簡単と言うつもりは無いです)
お芝居となると、個または群によって作り上げる総合的な表現(僕の中ではそう)なので、演技を下地として先に述べた色々な部分が大なり小なり絡んでくるんですよねー。タイヘンダ
文字で書き起すならば、
演じるお芝居の時期はいつか、どういった目的を持った場なのか、気候・天気は、世間ではどんな話題が上がっているのか、今回やる台本の内容・メッセージ性はどんなものか、どんなメンバーでやるのか、そのメンバーの得手不得手は、自分含め全体のコンディションは、どういう風にやるかのコンセプトや下準備はあるのか、舞台なら場所は広いのか狭いのか特殊な装置があるのか、ネット環境ならば音質やラグはどうだ、
いざお芝居に入ったらちゃんと会話として相手の話を聞けているか、前持って準備した感情ではなくその瞬間瞬間で感情は働いているか、どんなミスや普段と違う事があったか確認しているか、そしてそれを組み込んだその瞬間に相応しい演技をアウトプット出来ているか、他者のミスにかぶせて何かフォローが出来るか………
とかとかですかねぇ。
文字にするとエッぐいな。嘘やろってなりますが、上手な人たちはやってます。てかなんだったらコレ以上にやってると思います。
だって思い付いただけでコレですもん。
だからお芝居力ってのは、その空間その瞬間で最良の物を出せるかどうかの力って事なんでしょうねぇ。
こんな事を聞いて、ドン引きした方いらっしゃるかもしれませんが、
安心してください。どんなに上手いといわれる人たちでも、最初からこれらの事が出来てた人なんてそういません。ほぼ皆無と言っていいでしょう。
てかなんだったら現役バリバリの人たちですら、時には「あーあの部分上手に出来なかったー」なんて嘆いてらっしゃいます。
それくらいお芝居を完璧に出来る人なんていないって事なんです!
なので安心して一歩一歩出来るところから始めてみるとよいと思われます。
いつの間にか初心者応援みたいになってますね。ビックリ
まぁここら辺を出来てる人たちがこんなnoteわざわざ見に来ないでしょうからいいかと自分を宥めておきます。
「ほいだらよマカオの旦那、芝居力を高めるには何度もお芝居するしかないってのかい、えぇ?」
って気になった方もいるかもしれません。…どんどん似非江戸っ子になってきてるな僕の仮想読者さん。
割と簡単です。いろんな人とコミュニケーションを取ればいいのです。
それが一番大変なんだよと、小学校の時の「二人一組作ってー」にトラウマを抱えてる方々からお叱りを受けそうですが、
いやそもそも一人芝居以外誰かしらとコミュニケーションとらなあかんですからね、そこは血の涙を流し乗り越えてもらうより他ありません!
一応芝居感っていうくらい、お芝居の中でしか得られない感覚的な部分もありますが、全ての創作は現実を土台に作られているので、会話はどうしたって現実の会話からしか培われないのは悲しいかな仕方のない事です。
なので目いっぱい現実を楽しんだ人は、お芝居の素養があるといって差し支えないと思います。
演技は孤独でも出来ますが、お芝居は人間力です。
若干お芝居贔屓な感じで締めにかかりましたが、ぶっちゃけそうです。
お芝居が達者な方の方が個人的に好きです!
なんたって一緒にやってて楽しいのお芝居達者な方だからね!
皆さんも良い出会いがある事を願っております、草刈マカオでございます。
というところで今回はだらだら書きなぐって申し訳ありません。
僕も何が言いたくって書き始めたのか分からない回になりましたが、
まぁ別段お金取ってる場じゃないのでいいかと思う事にしときます。
次回は、そいえば共鳴位置のヤツいいなーと思ったので技術的アプローチの話になるかもしれません(もう前と言ってること変わってるヤツ)
それではおさらば!
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