劇団光合聲note企画「影響を受けた演目」/筒山地生

みなさんこんにちは。

今週は筒山地生が担当します。ざっと読んで頂ければ幸いです!

では、6月のテーマは「自分が影響を受けた演目」です。

○影響を受けた演目『キサラギ』

僕が紹介するのは原作脚本:古沢良太さんの『キサラギ』です。

古沢良太さんが脚本をつとめるドラマや映画作品は多くて、「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」などがあります。

今回推させて頂く「キサラギ」は 舞台・映画・ドラマCDなど様々な媒体で発表されています。

僕が初めてみたのはTSUTAYAで借りた映画ver.でした。すごい印象に残っていて、演劇を始めた後にあんな作品出来れば楽しそうだなぁって思ったんです。それで、調べたら実は2003年に舞台で行われたのが初発だったと。

運命感じちゃいません?

……違いますヨネー、馬鹿なこと言ってすみません!笑

○作品から影響を受けたポイント

この作品は、一部屋の密室空間のなかで五人の登場人物がある謎を紐解いていく物語なんです。

光合聲#3「化面が缺けた時」もメインは密室空間での4人の物語でした。

そのため、舞台的に一室を右往左往する図をうっすらとキサラギを想像しながら動いていました。また、一室内での距離感などもここで影響を受けていると思います。

あと演出をする際(数少ないですが)に、何気ないシーンにて「環境音」(雨や風、車など)を流すことが好きなんです。

これは、映画ver.で雨の強弱で物語の波,人物の心情の動きを表現されていたのが印象的だったためです。

逆に、良きシーンで音を流さず役者の演技だけで貫きたくなるのは舞台ver.の影響です。役の熱の受け渡しをぐぅーっと注目できるのって素晴らしいし演者としては理想的だなぁと思っています。

○終わりに

ぶっちゃけ影響を受けたというより好きな作品ですね笑

自身の表現する力がなさすぎて、影響を受けているといっても反映されてない感覚があるのでww

なので、好きで、理想的で、こうしたい!という目標地点のひとつとして"影響を受けた"というところでしょうか。

2010年ver.の舞台DVDや映画DVDが販売,流通していますのでぜひご覧になってみてください!


それでは、これで失礼します。最後まで読んでいただき誠にありがとうございましたm(_ _)m

来週もお楽しみに~

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