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 こんにちは、総合芸術学科二回生の松尾です。
 最近は、来る三回生に怯えながらうっすらと単位習得を夢見ているばかりです。
 先日、ハロウィンの夜少し河原町の方に出ていたのですが、ちらほら仮装らしき人が歩いていました。自分にとってそれが、変わらないものがある事の素敵さを感じさせてくれる光景でした。時代は目まぐるしく変わると言いますし、確かに数年前から現在にかけて、少子化だったり投票率だったり、様々な世情が数字の変化を見せているなと感じます。しかし、この十月三十一日のハロウィン仮装と一般の服装の人数の比率は、数年前から変わっていないように思えます。一定数、悪魔だったりムービーヴィランだったりを意識した服装の人がちらほらといて、それより少し多めに耳付カチューシャだったり黒いレース多めのスカートだったりを着た、一部仮装的な人々がいて、そして後は日常と変わらない風景が見える様子が、私が中学生、高校生だった頃とほとんど変わらない姿を見せてくれていてうれしかったです。チェーンのタピオカ屋も、ほとんど潰れるかフローズンやスムージーを売りにし始め、未だにタピオカを愛飲している私にとって、過去の流行の遺物が目に見えて数を減らしていく様に寂しさを覚えていた最近。仮装の内容にこそ時代の流行が影響しますが、もっと根本的な、日本人のイベント好きの心はいつまでも過去にならないと感じました。勝手に暖かい気持ちになったハロウィンでした。

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