茅場のいきもの調査へ!
茅プロをすすめる上で、「どんな生物が生育・生息しているのか」は大切な視点です。(目的参照)
いきものの専門家だけでなく、学生や住民、ボランティアでも調査できるしくみをつくりたい、と考え調査の調査を行いました。
西中国山地自然史研究会の専門員(動物・植物)とスタッフ5名で、1日かけて千町原の2カ所に入りました。(PLは別の場所で研修のため不在)
茅場といっても、ススキが株立ちしているところ、ススキは少なく湿地になっているところ、ノイバラが多いところ、など環境が少しづつ違います。
秋の草花を見つけながら、昆虫の姿や哺乳類のサインなども確認します。
茅場の主役ススキは花をつけているものもありました。
調査の範囲、手法、時期などはこれから協議をする必要がありますが、調査団メンバーは茅場の生物多様性を目の当たりにして、写真をとったり、種名を教えあったりと盛り上がっていました。
芸北茅プロジェクトの目的
私たちが進める芸北茅プロジェクトは、芸北に生えている茅を活用することで、伝統的な 建築物や技術を伝えるとともに、ススキ原の生物を守り、地域通貨の流通を通じて地域を活性 化させる取り組みです。芸北中学校と PTA が中心となって取り組むことで、子どもたちが地域 の資源や自然、経済について学ぶ機会を作っています。
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