〈知〉の共創=狂騒/ Philosophical Session

田舎で、なんちゃって「哲学カフェ」を開催したりしています。

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最近の記事

哲学カフェ/season2-1 国家とは?etc.

 ここは、某地方の某田舎町・・・・・・  コロナ対策に留意しつつ、丸1年以上ぶりの(なんちゃって)哲学カフェをReスタートす!  〈お品書き〉 お題提供①: 国家とはなにか? ・・・ Nさん お題提供②: エコヴィレッジ滞在記 ・・・ Hさん ディスカッション: 芸術とはなにか?  といった感じで、13時スタートの、なんだかんだで終了は~21時。  長丁場は毎回のこと。参加者は6名。あまり多くなりすぎないのが程よいと思われます。 お題提供①: 国家とはなにか?

    • 「芸術にふれると心が豊かになる?」の系譜学?

      0. はじめに  世間では「芸術にふれると心が豊かになる」と言われています。主に芸術愛好家はそれを自明視し、そうでない方々は「本を読むと心が豊かになる」「おいしい食事は心を豊かにする」「天気の良い日に散歩すると心が豊かになる」等々のざっくりとした、あくまで一般論の一つ(一事例)として、それはそうだよね、とかいう程度に思っていることでしょう。  いずれにせよ「芸術にふれると心が豊かになる」ということは大衆的賛成を得ているわけですが、芸術愛好家とそうでない方々との間には前述のとお

      • 新しい公共劇場の姿をもとめて ~「芸術」から「芸道(GEIDO)」へのパラダイム・シフト(試論)~

        1.文化芸術事業 2.0「芸道」の理論的前提   西洋における「近代芸術」観が世俗化した「神学」であることはすでに述べました(『「芸術神学」批判序説』https://note.com/republic_arts/n/n4a21679c3b3a )  西洋社会に「近代芸術」が根づくのはそれがお馴染みの「神学」であるからであり、東洋社会に根づきが悪いのは、西洋ローカルな「一神教的芸術神学」観を東洋社会が文化的に共有できないからだと思っています。「進んでる(正しい)/遅れてる(間