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ピアノの巨人リヒテル パステル画への情熱

20世紀後半を代表するピアニストを聞かれたとき、ソ連のスヴャトスラフ・リヒテル(1915〜1997)を挙げない批評家やクラシック音楽愛好家はいないでしょう。
しかし彼は終生絵を描いており、1944年に指の怪我をした時は真剣に画家への転身を図ったほどです。今回は世紀のピアニストの知られざる画業を覗いてみましょう。

リヒテル「北京風景」パステル画 1950年代

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