雲の都 エディンバラ🏴
この街には半年ほど生活したことがあるので、思い入れは他の都市よりあるかもしれないです。しかしあまりにも暗いので性格に悪影響が出ました。実際のところエディンバラは酒飲みが多く、そうでもないとやっていけないなと思うくらいです。
エディンバラのイメージはほぼ100%、エディンバラ城とその周辺の旧市街に限定されます。この前日本にもコレクションが来た、スコットランド・ナショナル・ギャラリーとて、城の麓にありますし、文化的なもののほとんどは城に沿って存在します。
その点で日本の主な大都市が城下町を基準にできていると考えると、都市の構造自体には親しみが持てます。とりあえず城の周りになんでも集まっているというもの。まずは、異国情緒よりも城下町という構造の共通性が印象に残りました。
幻想的なイメージは1週間で吹き飛び、常に濡れた道路と曇り空に心を病みます。ここであるイタリア人と仲良くなるのですが、彼は太陽の輝く南イタリア出身とのことで、即病んでしまいました。「観光にはいいけれど住むには」という言葉はいろんな観光地で聞くとはいえ、エディンバラが最も説得力があると思います。
仮に将来配偶者がこの街の人だったとしても、行きたくはありません。
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