【動物愛護精神】
家内がテレビを見ていた。
すると「城みちる」が出てきて往年のヒット曲を唄い始めた。まだ若く見えるとは言え、アップになると、さすがに歳は隠せないものがある。
「わぁ、城みちる!」
家内が懐かしそうに声をあげる。
「おい!これ確か、イルカに乗った少年っていう題名の歌だよなぁ」
私は別にどうでもよかったんだが家内に合わせてそう言った。
「そうだよ。ほらほら、遠い島から君に会うため、イルカに乗ってやってくるのよ。ロマンチックでしょ」
「どこがロマンチックじゃ、遠い島からイルカの背中に乗ってやってくるって、イルカもたまったもんじゃないぞ!」
「もう~いま聴いてるんだから黙っててよ!」
「仮にクジラだとしてもキツイぞ、だいいち海に潜った時はどうすんの」
「・・・・・」
「動物虐待の歌じゃ・・」
「ウルさいわねさっきからゴチャゴチャと!黙ってなさいよ‼️」
怒られてしまった。
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