【再来店】 10 プチフルート 2024年9月3日 05:58 日曜日、家内と2人で尾道までドライブに出掛けた。尾道ラーメンを食べるのが目的である。実は、半年くらい前に食べた或るラーメン屋の尾道ラーメンが余りにも美味かったので、今日はそれを目当てにまた尾道にやって来たのだ。イオン尾道の駐車場は料金が安いので、そこに車を置いて尾道駅の方へと歩き始める。15分ほども歩けば直じきに尾道駅だ。そのラーメン屋は尾道駅前の、国道を隔てた向かい側に位置していて、無地の黄色い暖簾が目印になるので、初めての人でも直ぐに分かると思う。駅前に到着すると、道路向かいの黄色い暖簾が目に入ってきた。ところが、折角なんだから他の有名店のラーメンを食べてみようかということになり、家内と2人で本通りアーケード街の方に行ってみることにしたのである。アーケード街にはネットでも好評価のラーメン屋が3・4店舗あって、お客の入りを待ち構えているのだが、中には行列が出来ている店もあった。ここにしてみようか、いやあっちの店に入ってみようかと散々迷った挙げ句に、やっぱりあの黄色い暖簾の店にしようということになったのだった。前回の味が忘れられなかったのだ。結局、元きた道を戻って駅前のその店に入ったのである。席に着くや迷わず〈尾道ラーメン〉を注文、やがて運ばれて来たラーメンを食べ始めたのである・・・が・・〈・・ん❓️・・こんな味だったかなぁ・・〉以前のスープと比べると、なんとなく違和感を感じるのだ。極端に不味い訳ではないのだが、前回きた時のスープとは違うような気がするのだった。それでも、普通に美味しくは食べたのだが、前ほどの感動がない。チョッと残念だ。〈どうしたんだ❓️おかしいじゃないか・・〉そう思った。家内も同じような感想を持ったようである。次回尾道に来た時には別の店に行ってみようかぁ、などと話しながら、家内と僕は店を後にしたのである。前回のあのスープは奇跡のスープだったのだろうか・・今日のはチョッと変だ。そんなことなので、今回のエッセイでは〈屋号〉だけは伏せることにした。このことを、尾道出身の知り合いの女の子にInstagramで伝えたら、その店は昔から美味しくないので定評の店なんだという驚きの返信があった。えぇ~っ❗️じゃあ前回のあの美味うまさはなんだったんだ❗️そぉかぁ・・一定の味が保てないということかぁ・・そういうのことなのかぁ・・あれはマグレだったのかぁ・・ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #エッセイ #毎日note #イラスト #短編 #面白い話 #尾道ラーメン 10