【PK戦②】
サッカーワールドカップの決勝トーナメントにて、日本はクロアチアにPK戦の末に敗退した。
それでも「よくやった」と言って優しく労う声も聞かれるのだが、PK戦の内容が余りにも一方的だったので、実際は、日本中の人が落胆し批判もしただろうことは否めないと思うのだ。
グループ(E)では、強豪国のドイツとスペインを撃破した日本なのに、コスタリカに敗けたりと、今回のワールドカップは先が読めない大会となっている。
日本の敗退のショックがまだ尾を引いている時である。信じられないような情報が耳に入ってきた。
「父さん❗️スペインもモロッコにPK戦で敗けたんだよ❗️」
息子の言葉を聞いた時には本当に驚いてしまった。
「えぇっ❗️スペインが敗けた❓️」
「うん❗️スペインが PK戦で1本も決められずに 3―0で❗️」
「嘘だろ・・スペインもかぁ・・・」
【PK戦①】でも書いたが、げに PK戦は残酷である。蹴る選手にも受けるキーパーにも、想像を絶する重圧が掛かるに違いない。失敗した選手の心境は、考えるだけでも胸が痛くなるのである。
「おい❗️PK戦は廃止にしてさぁ、監督同士が1発ジャンケンで決めるとかにしたらどうじゃ❓️殴り合いとか・・」
「父さん、それじゃ敗けた方の選手が納得できんでしょ。ジャンケン文化は日本だけだし・・」
「・・そうだよなぁ・・・」
それにつけても〈PK戦〉は恐ろしい。
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