【セカンドオピニオン①】 16 プチフルート 2023年4月13日 06:28 市の健康診断がキッカケとなって直腸に〈ポリープ〉が見つかった家内である。精密検査が必要とのことなので、医療センターが紹介してくれた総合病院に内視鏡検査の予約を入れておいた。そして、予約日に総合病院を訪れた。大腸内視鏡検査を受けるには大腸の中を空っぽにしておかなければならないので、前日から〈お粥〉を食べて、更には下剤を飲んで、出来るだけ腸を綺麗にして当日に臨んだ家内であった。しかし、大腸の掃除はそれで済んだ訳ではない。検査前には更に2L近い下剤を飲んで大腸を完全に空にしなければならないのだ。何度もトイレに通って、やっとのことで腸内が綺麗になった家内は、愈々内視鏡検査を受けることになったのである。〈あぁ、これでやっとポリープを取って貰えるんだぁ・・細胞の組織検査もして貰えるし〉ところがである。検査終了後に、担当した若い男性医師がこう言ったのだ。「今日は診るだけですよ」「えぇ❓️ 医療センターの話では、今日切除して組織検査するっていうことでしたけど・・」家内がそう言うと・・「私はそんなことは一言も言ってませんよ❗️忙しいんですよ❗️」「アタシはそのつもりでいたんですけど・・」「だから、そんなことは一言も言ってませんよ❗️」医師は実に高飛車な態度でそう言い放ったのだ。第一、忙しいなんて、人の命を預かる医者が使う言葉ではないっ❗️・・・・・・・家に帰ってきた家内は、憤懣を露にしながらその事を僕に訴えた。「父さん、あの先生感じ悪いわぁ。忙しいとか言うのよ」「えぇ❓️そんなこと言ったのか❗️」「それでさぁ、看護師さんのヒソヒソ話が聞こえたんだけど、あの先生、患者さんに対して酷いよねぇ。もっと優しい言い方すればいいのに、だって❗️」看護師からの評価もよろしくない医師であったようだ・・・結果、そんなフザケタ医者なんかに診て貰う必要なしと判断して、セカンドオピニオンの決断をしたのであった。幸い兄嫁がベテラン看護師なので、彼女に相談したら、たまたま彼女が勤めている内科医院の先生が〈内視鏡検査〉の名人だということが分かり、そこで検査をして貰うことになったのだった。明日はその検査の日である。ハッキリ言おう。あんな医者とはおサラバじゃ~~っ❗️あれはプライドなんかではない。単に高慢チキで傲慢なだけだ。なんでも言いなりではマズい。医者もアクティブに選ぼうではないか。ガハハハハッ❗️ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #エッセイ #毎日note #イラスト #短編 #医者 #面白い話 #内視鏡検査 #大腸ポリープ #セカンド・オピニオン 16