【熟年夫婦の頭髪談義】
弟も還暦を過ぎたジジイなのだが、同じ兄弟とは思えないほど若々しいのである。
僅か3歳しか違わないのに弟は若く見えるのだ。その若さは、古希が近付くに連れて頭髪が愈々寂しくなっていく僕とは大違いで、髪はフサフサしたロマンスグレーなのだから、羨ましい限りなのである。
そんな不満を家内に愚痴った。
「アイツはホントに髪がフサフサだよなぁ・・僕とはエライ違いだよ。頭はしょうがないとしても、せめて亀●でもいいから毛が生えてくれたらいいのに・・」
「もぉ、どうしたらそんな発想になるのよ。バカじゃないの❓️そんなところに生える訳ないじゃん❗️」
「まぁ、髪は生えないけど、形だけはマッシュルームボブカットだけどな」
「ハハハハッ❗️確かに似てるわ・・あっ❗️それアタシは言ってないからね❗️アタシが言ったっていうネタにしないでよ❗️」
家内が釘を刺した。
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