娘が3歳の時、何かで自分の耳の中を突っついて傷を付けたことがあった。それほど奥のほうではなかったのでホッとしたのだが、少し血が出ていたので、念のために家内が耳鼻科に連れていったことがある。
病院の診察では、嫌がったり怖がったりすることもなくて、娘はとてもいい子だったので先生に褒められたそうである。
「あ~いい子してましたねぇ、普通、小さなお子さんには泣かれたりして大変なんですけどね。ホントいい子ちゃんでした~」
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「本当はねぇ、気持ちが良くて〇〇ちゃん、ヨダレを垂らしてたのよぉ~」
と、帰って来た家内に聞かされた。
3歳から恍惚になってどうするんだ。