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【青葉城跡にて・・】
GWを利用して、娘夫婦と愛娘 Eちゃんと愛犬のあ君が、広島の我が家に泊まりに来た。
嫁いだ娘は、夫の仕事の勤務地〈広島〉で7年間を過ごした後、夫の転勤に伴って、現在は〈仙台〉で暮らしている。
さて、一昨年のことである。娘と夫君に招待されて、我々夫婦は〈仙台〉を訪れたのであった。初めて訪れた〈仙台〉は、緑に覆われた、正しく「杜の都」と呼ばれるに相応しい街であった。
市内を巡るバス〈るーぷる仙台〉に乗って青葉城跡を観光したり、夜は〈牛タン〉を愛で、アーケード街を夫婦で歩いたりしているうちに、僕は〈仙台〉という街が大好きになったのである。
そう言えば〈るーぷる仙台〉のバスの車窓から街並みを見ながら想い出したのが、さとう宗幸の名曲「青葉城恋唄」であった。
そのメロディーは美しく、歌詞は「杜の都」仙台での淡い恋心を切なく詠っていて、聴く人の心を揺さぶるのである。
・・・・・・・
🎵広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
早瀬踊る光に揺れていた君の瞳
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ流れの岸
瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない
七夕の飾りは揺れて 想い出は帰らず
夜空輝く星に願いをこめた君の囁き
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ七夕祭り
葉ずれさやけき杜の都 あの人はもういない
青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず
樹かげこぼれる灯にぬれていた君の頬
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ通りの角
吹く風やさしき杜の都 あの人はもういない
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ流れの岸
瀬音ゆかしき間違い杜の都 あの人はもういない
・・・・・・・
心に染み入るこの曲を聴くと、この美しい〈仙台〉で、若い男女がどんな恋に心燃やしたのだろうかと、切なくなってくるのである。そして、自分の青春時代の恋をも想い出させるのだ。
「青葉城恋唄」は、さとう宗幸氏の才能と感性は言うに及ばず、緑に囲まれた青葉山や、清流広瀬川が流れる〈仙台〉だからこそ生まれた名曲なんだなぁと、青葉城跡を後にしたバスの車窓を眺めながら、そんな思いに耽る僕なのであった。
(以下に「青葉城恋唄」のURLを添付。ご興味のある方はどうぞ・・YouTube さとう宗幸-Topicチャンネルより引用)
https://youtu.be/1YK0vweWicw?si=74hRQvWOlMZIZhli