Einstein Analytics ダッシュボード上で複数のデータソースを連動させる場合の設定
Einstein Analyticsの魅力といえば、グリグリとデータをドリルダウンしていけることだと思います。
一つのダッシュボードに一つのデータソースを使っている場合は、悩まなくてよいのですが、複数のデータソースを配置している場合は、ちょっとした設定を行わないと連動してくれません。
どんな状況かというと、こんなダッシュボードを作っていたとします。
上部にあるボタンで会計年度を操作します。下にあるテーブルはその年度の売上予測分類による達成金額を表したもので、下にあるグラフはWeeklyで作成している売上金額のスナップショットの推移を表示したものになります。
このようなダッシュボードを作る場合、当然会計年度の選択ボタンを押したときに、テーブルの中身とグラフの中身が連動して欲しい。しかし、この表とグラフで使っているデータソースは別のものなのです。
こういった場合、何も設定しないとEinstein Analyticsでは連動してくれません。
使っているデータソースは
・すべての商談
・売上スナップショット
の2つです。この両者には会計年度というカラムが存在しています。中身は、2019,2020,2021.... という感じで4桁の数字が入っています。連動すべきデータが両方に入っているのです。
そのような状態であれば、連動は一瞬で設定できます。
ダッシュボードを編集モードにし、右上のボタンの中にある・・・をクリックすると、データソースに接続というメニューが出てくるのがわかります。
こちらをクリックして、2つのデータソースを選択し、先程の会計年度を選択しましょう。
編集モードを終えて、ビューモードにすると連動しているはずです。と・・・書きたかったのですが、僕の環境だと画面をリロードしないとだめでした。キャッシュかな。
noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。