デス・ストランディングの話をさせてくれ #デスストでつながれ
デス・ストランディングって、ゲームの話なんだけど。初めて、ゲームやってから小説読んだくらい良かったのでそんな話。
ディレクターは小島秀夫さん。 https://twitter.com/Kojima_Hideo
小島秀夫さんといえば、代表作はメタルギアソリッドが有名。コナミエンタテイメントを独立後に最初の作品としてリリースしたのがこのゲームだ。
最初はゲームしか知らなかったんだけど、ひょんなことから友人にデスストの話をしたら、小説読むといいよと教えてもらって、ゲームクリア後に小説読んだのが今。
デス・ストランディング、何が良かったんだろう
ゲームは、その主軸は何かというとものの配送だ。敵を倒すというのもなくはないのだが、一番のメインは荷物を届けるというテーマになっている。
優しい平原から険しい山々、そして雪山と吹雪にホワイトアウトまで。過酷な環境を、荷物を背負って歩く走る。そんなゲームだ。
デスストの世界
大量絶滅に向かう世界の中で生きる人達の話だ。死者の世界と現世がビーチという中間世界のようなものでつながってしまう。人間が死ぬと、その死体は48時間以内に焼却しないと大爆発を起こし都市を消滅させてしまう。文明が崩壊し続けている世界のなかで、カイラル通信をつなげることで過去の叡智を再び獲得し、世界の謎を解き明かしていくという世界のお話。
登場人物がそれぞれ魅力的で、ゲームやってから小説読むと顔が浮かぶのでおすすめ。
#デスストでつながれ
デス・ストランディングの中で重視されているのが、人とのつながりだ。ストーリーの中では、カイラル通信という通信機能をアメリカ大陸の東から西へとつないでいくという事がミッションとなっており、それをつないでいくのだが、ゲームとしてどんな実装になっているかというと、そこに面白みがある。
カイラル通信をつないだ地域では、他のプレーヤーがたどってきた道や、残してきたアイテムだったり、落としてしまったアイテムが見えるようになる。看板を設置してメッセージを伝えてくれたり、確実に通るルートにロープやはしごを渡しておいてくれたりと、誰かのプレイの結果が自分の世界に反映されるという形で実装されていた。
小説を読むとわかるが、最後の最後に、自分以外の人が行った活動が街に反映されていることに主人公のサムが気づく描写がある。あそこが良かった。
先に進めたい気持ちと世界を歩き回りたい気持ちの葛藤
ゲームなので、当然ストーリーの先が気になってしまう。自身のプレイとしては、6割くらいこなして進めてしまったかも。特にクライマックスに向かうにつれて、無理してもストーリーを進めたくなってしまう。おかげで、小説読むまで見落としていたことが結構あった。
はやる気持ちも裏腹に、そこまでに課されているミッションをクリアしたくもなるのだ。ミッションをこなすことで様々なアイテムがアップグレードされる。世界に散り散りになって住んでいる人たちの間を荷物を持って歩き回ることで、新しいミッションが提供されたり、メールが届いたりするのだ。メールの面白さに気付いたのがゲームの後半だったのがもったいなかったが、小説を読んでから改めて届いたメールを読み返してみると発見があって良い。
そして時に絶望する
配達にもなれてくると、複数の注文を受注して、たくさんの荷物を抱えてミッションに挑むようになります。はじめて行く場所なのに、過信して突入すると、時に身動きが取れなくなるのです。特に、トラックに荷物を沢山乗っけて電源が切れたときは本当に絶望した。あとちょっとでカイラル通信圏内だったのに、圏外だから充電もできやしない。あの絶望感と向き合わなければいけないのだが、なんでゲームでこんな体験を・・・?ってなって少し笑える。
クリアしたあとにもちょこっとある
これはおまけみたいなものだが、小説には書かれていないちょっとしたコンテンツも存在している。是非、ピザの配達にチャレンジしてほしい。
ということで、ただただデスストの話を書きたかっただけなんだけど、非常に良かったです。年末年始が充実しました。ありがとうございました!
noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。