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【2022年大阪府インバウンド指南】台湾・香港市場で人気の大阪観光スポットとは?

コロナ前、日本で最も多くのインバウンド需要が降り注いだと言って過言ではない「大阪」。2025年の大阪万博を控え、ますます盛り上がっていく事が期待されます。インバウンド目線で大阪を捉える時には、大阪という"点"で捉えるのではなく、京阪神(或いは奈良・滋賀・和歌山を加えた関西)という"面"で捉える事が重要です。玄関口である関西空港から入国し、京都や奈良そして更にローカルなエリアをどのように周遊するのか?その"面"のなかで大阪に求められる需要は何か?

繁体中文エリアでユーザー数No.1の訪日観光メディア『ラーチーゴー!日本』が大阪を解説します!

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【大阪府】外国人延べ宿泊者数

観光庁の『2019年 宿泊旅行統計調査』によると、大阪府には年間で15,869,040人の外国人観光客が宿泊しています。そのうち、台湾人の宿泊者数は全体3位の1,516,130人、 香港人は全体4位の1,230,630人となります。

観光庁『宿泊旅行統計調査』

京阪神を巡る際、欧米豪からの訪日客に比べて滞在日数が短い台湾・香港からの訪日客は、その多くが大阪市内にホテルを確保し、そこから日帰りで周遊します。しかしながら、今後訪日観光の多様化や顧客のリピーター化にともない、奈良や神戸、或いは京都でも市内ではなくローカルエリアに投宿したいという需要は間違いなく成長しますので、大阪の宿泊施設も、ニーズの多様化に応じたマーケティングが必要になると思われます。

『ラーチーゴー!日本』ユーザーの大阪府訪問率とは?

年間1,200万人以上の台湾人・香港人が利用する『ラーチーゴー!日本』のユーザーを対象に行ったアンケートによると大阪府へ訪問したことのある台湾人・香港人は全体の83.4%(5,248人が訪問したことあると回答)。都道府県ランキングで見ると2位という結果です。

『ラーチーゴー!日本』2021年ユーザーアンケート(回答獲得n数:6,296)

コロナ前、心斎橋を歩けば多種多様な外国語が飛び交い、日本人よりも外国人の方が圧倒的に多いと言う状況でした。今後も多くの訪日客数が大阪を訪れる事は間違いありませんが、台湾・香港からの来客はほとんどが、大阪の主要な観光地をすでに訪れたことのあるリピーターです。これまで心斎橋や道頓堀ばかりがフィーチャーされてきましたが、今後は大阪でも大阪市外のエリアやコンテンツにも、注目が集まりそうです。

台湾人・香港人が持つ大阪府のイメージとは?


大阪は世界的に有名な都市ですから、台湾や香港でも「大阪(中国語では Dàbǎn ダァ バン」と言えば、大抵の人がわれわれ日本人と同じくらい具体的な印象を持っています。特に台湾では、日本のテレビ番組が多数放送されており、秘密のケンミンショー(YTV、台湾での名称: 日本妙國民)などで大阪人のキャラクターが面白くフィーチャーされ話題になるなど、「大阪は面白い人が多い」という印象があります。また阪神タイガースで活躍した台湾人選手・林威助(リンウェイツゥ)さんが台湾で非常に有名なこともあり、「野球」というキーワードも外せません。

『ラーチーゴー!日本』編集部の台湾人が選ぶ大阪府人気観光地TOP3とは?

■3位「大阪城」

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通天閣と並び、大阪のシンボルとして広く認知されている大阪城。中国語でお城は「城堡」と表記します。2019年に大阪で行われたG20では、各国首脳の記念撮影の背景に大阪城があった事に対し韓国が不快感を示す場面がありましたが、多くの訪日外国人に人気の場所となっています。台湾人観光客は桜が大好きなので、お花見シーズンには、大阪城公園や周辺の桜の名所が特に強力なPR効果を発揮します。

■2位「心斎橋/道頓堀」

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リーズナブルなグルメからドラッグストアや百貨店などショッピング、そしてグリコの看板などSNS用の写真スポットまで、台湾・香港からの訪日外国人のニーズをワンストップで全て内包していると言って過言ではない心斎橋。2013年頃は"爆買い"が話題になりましたが、爆買いニーズも一巡し、これからは道頓堀クルーズなど、体験型コンテンツにチャンスがありそうです。ショッピングに関しては、当然と言えば当然ですが、日本でしか販売していない商品や、日本で買うとかなり安価な商品に人気が集中します。個人で代購(並行輸入、せどり)ビジネスを手がけている方も多いので、品揃えや価格水準をシビアに見て買う人も少なくありません。

■1位「USJ」

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ユニバーサルスタジオは中国語で「環球影城」。アメリカのユニバーサルスタジオでは味わえない、マリオやドラえもん、エヴァンゲリオンといった日本ならではのコンテンツが、訪日客を魅了しています。

『ラーチーゴー!日本』編集部の台湾人が選ぶ大阪府人気グルメとは?

中華圏でグルメを検索する時によく使われる検索キーワードは「○○必吃」。例えば大阪なら「大阪必吃」というキーワードが頻繁に検索されます。「大阪必吃」で検索すると、やはり人気は「粉モノ」。「たこ焼き」「お好み焼き」は大阪グルメとして外せないほど知名度を獲得しています。また、串カツやラーメンも人気です。ちなみに、繁体字ではたこ焼きのことを「章魚燒」、お好み焼きは(広島の方には大変残念なのですが.…)「大阪燒」と言います。また、「PABLO」「ミックスジュース」「北極星のオムライス」「自由軒」「かに道楽」なども大阪グルメとして浸透しています。

『ラーチーゴー!日本』編集部の台湾人が選ぶ大阪府の人気アクティビティとは?

「USJ」「海遊館」「梅田スカイビル展望台」「黒門市場での食べ歩き」「ジャンボ釣船居酒屋 つり吉」などが大阪府の人気アクティビティとして挙げられました。

台湾・香港でユーザー数No.1の訪日観光メディア『ラーチーゴー!日本』で人気な大阪府の記事とは?

台湾・香港で年間1200万人のアクティブユーザーを抱える「ラーチーゴー!日本」において人気の大阪府の記事は、以下の4つ。

■大阪モデルコース

■関西モデルコース

■電車アクセス紹介

■買い物オススメスポット紹介

『吉田社長交朋友』の大阪紹介YouTubeコンテンツ

『ラーチーゴー!日本』が運営するYouTubeアカウント『吉田社長交朋友』では、以下の動画コンテンツを作成しています!コメント欄では、台湾人・香港人からの大阪ニーズが知れるかもしれません。

台湾人・香港人を誘客したいなら『ラーチーゴー!日本』

『ラーチーゴー!日本(樂吃購!日本)』は、月間250万人超の台湾人・香港人が利用する繁体字市場No.1の訪日観光メディア。同メディアが運営するFacebookは82万人、Instagramは10万人、YouTubeは19万人のフォロワーを誇り、これだけ影響⼒がありながら台湾⼈⾹港⼈がユーザーの9割以上を占めています。ジーリーメディアグループでは、自社運営のWebメディア・SNS(Facebook・Instagram・YouTube)を活用して台湾・香港向けのデジタルマーケティングを行っています。台湾・香港を対象としたインバウンド誘客を検討中の方は是非ご相談ください。


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