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SuperChineseを使ってみた

※当記事はプロモーションを含みますが、現段階のガチレビューです。

コロナの感染にはまだまだ注意が必要ですが、そろそろ人と会う頻度をあげてもいいかなーという雰囲気の今日この頃。だいぶご無沙汰してしまいましたが、ギーク中国語の活動も来年にはボチボチ再開させたいと思っています。

さて!今日はここしばらく私の独学の友となっているアプリ「SuperChinese」をご紹介します。SNSなどで見かけた方も多いと思いますが、私自身もTwitterで存在を知り、早速試してみました。

どんなアプリ?

SuperChineseは日常の様々なシーンでよく使う表現を用いて構成されたスクリプトをもとに、読む・書く・聴く・話す、それぞれの力を総合的に伸ばすことができるアプリです。

と、サラッと書いてしまいましたが、私が最初に「いいアプリだな」と感じたのはまさにこの点です。一つのレッスン中に様々な形式の問題が次々と出てきて、自然と全方面の力がついていくのです。

シーンごとにレッスンが進む

問題形式

具体的にいくつか問題形式をご紹介しましょう。

  1. 書かれている文章を読む(発音)

  2. 空欄に適切な語を入れる(語彙)

  3. 単語を適切に並べ替える(文法)

  4. スクリプトの順番を適切に並べ替える(読解)

  5. 話された内容と書かれている内容との正誤を判断する(聴解)

  6. 話された文を復唱する(会話)

様々な問題形式で総合力が養える

他にもまだいくつかありますが、これだけ見ても総合力が養われるということをイメージしていただけると思います。

使い方

アプリをダウンロードしたら、まずレベルチェックを受けます。中国語学習歴の有無によってテストの内容が異なるようです。(私は「学習歴あり」を選択しているので、ここでご紹介する内容はすべてそのケースについてです。)

レベルテストも上でご紹介したような様々な問題形式で出題されます。1問あたりの時間制限もあるので、一定時間回答できないと次の問題に移ってしまいます。

最近ちょっと中国語学習をサボっていたので、「え?」「あれ?」と戸惑ったり焦ったり、結果として私は「レベル6(HSK4級相当)」の判定でした。一応6級合格しているのに、大ショック!!と、思ったのですが、よく見ると、レベル7以降は「過程準備中」となっているので、もしかしたらこれからリリースされるのかもしれません。

気を取り直し、1日の学習目標などを決めると、レベルに合った学習プランがスタートします。

目標のレベルと毎日の学習時間を設定

よかった点

  1. 続けるモチベーションに工夫がある
    現在、私の総学習時間は627分。SuperChineseでもう10時間も勉強したことになります。連続学習記録が伸びていくとシルバー→ゴールド→プラチナというようにグレードがアップしていきます。
    実は、グレードが上がることでどんな特典があるのか、まだよくわかっていないのですが、それでも「せっかくここまで来たんだから」と思うと毎日やらずにはいられなくなります。ゲーム感覚で無理なく継続させるいい仕組みだと思います。

  2. 納得の発音評価
    これまで多くの発音チェックアプリを試してきました。また、自分たちでも開発にチャレンジしたりしましたが、中国語の発音判定は本当に難しくて納得いくものに出会えたことがありません。ところがSuperChineseでは、これまで私がネイティブに指摘されてきた苦手発音ばかりにNGを出してくるのです。私としては「やっぱりダメなのかー」という感じでとても納得感がありました。
    さらに、これまで誰からも指摘されてはこなかったけど、毎回のようにNGが出てしまう音もありました。そこでお手本と自分の発音(録音後にリピートされる)を聞き比べてみたところ、確かに微妙に違っているという新たな発見がありました。
    外国語は通じればOKなので、そこまで矯正する必要があるかどうかは個々人の判断ですが、私自身は100点満点の中国語を話したいタイプなので、とても参考になりました。

  3. 日常でよく使う表現が豊富
    各レッスンはそれぞれ「語彙・文法・本文・小テスト」で構成されていて、本文にはすぐに使えそうな自然な表現がたくさん出てきます。さらに前のレッスンで学んだ単語や表現が以降のレッスンにも頻繁に出てきて、無理なく定着するよう工夫されています。
    しかもそのスクリプトがどれもとても自然なのです。HSKの参考書などで、その単元の表現を使いたいがために、現実ではあまり使わないようなスクリプトに遭遇したことが何度かありますが、SuperChineseでは今のところそういうことはまったくありません。

  4. 似た意味の単語の違いを分かりやすく解説
    使い分けに悩んでしまう似た意味の単語がとても分かりやすく解説されています。単語の選別も「そうそう、それを知りたかった!」というような常々疑問に思っていたものが多く、現実的だと感じました。

  5. 複数の話し手がいる
    SuperChineseには男性女性とも複数の話し手がいます。基本的にゆっくりハッキリ発音してくれますが、人により若干話すスピードが(たぶん意図的に)違っているので、耳にはほどよい刺激になります。

自分の発音について思わぬ発見がある(黒字が私のNG発音)
似た意味の単語の使い分け解説

悩ましい点

1.上のクラスの人にはちょっと物足りない
5級レベル以降がまだリリースされていないようなので、私自身としては、やはり現在のレベル6(HSK4級相当)だと語彙などはちょっと物足りないという感じがあります。
また、レベルテストに失敗してしまって少し下のレベルになってしまい、「物足りないな」と思った時、自分で上のレベルにチャレンジできるといいな、と思いました。
※他の方の記事でできるような記述がありました。興味ある方は調べてみてください~。

総合評価

個人的にアプリでの学習はあまり長続きしなかったのですが、SuperChineseはここまで挙げてきたようなよい点がいろいろあって、これまで使ったアプリの中ではいちばん長続きしています。
いつもお伝えしている通り、勉強法には人によって向き不向きがあり、アプリも然りです。すべての人が満足するアプリなどありませんが、特に次のような人にはおススメできると思います。

  1. 発音を強化したい人

  2. 中国語力を総合的に養いたい人

  3. 生活上でよく使う自然な表現を身に着けたい人

例えばリスニングや作文など、特定の苦手分野の強化はそれとして別に取り組んだ方がいいと思いますが、その成果を試したり総仕上げとしてSuperChineseを使うのもよさそうです。

また、ここではご紹介してきれていない機能もまだまだたくさんありますので、まずは一度ダウンロードして試してみてください。その際、私の招待コード(1EDBAF)を使っていただくと、双方に特典があるそうなので、ぜひ!

無料分が終わると課金が必要ですが、日々の学習で貯まったコインで有料プランのお試しも可能です。
私ももうしばらく続けてみるつもりなので、「この機能がよかったよ!」など情報があればTwitterでお知らせください~。

では、来年も引き続き、楽しく中国語を勉強していきましょう!







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