こんにちは、GeekSalon iPhoneメンターのいりんです!本日はデザインにとって大切な要素である色についてお話ししていきます!
色を知る
全ての色は、3つの属性から成り立ちます。無限に広がる「色」はどのようにして測るのでしょうか。その基本となるのが、「色相/彩度/明度」の3つです。どのような色であっても、この3つの属性で表すことができます。
・色相(Hue)
・彩度(Saturation)
・明度(Brightness)
全ての映像は3つの光からできています。テレビやパソコンなどのディスプレイも3色だけで表現されています。赤R、緑G、青Bの3色を「光の三原色」と呼びます。三原色を全て重ねると最も明るい色=白になり、逆に光がゼロになると暗い色=黒になります。
色を作る
思い描いた抽象的な色を、いきなり数値で指定するのは結構難しいもの。最初からぴったりの色を作ろうとするのではなく、色相→明度→彩度の順で調節していくと、狙った色をスムーズに作ることができます!
【STEP1】色相を決める
【STEP2】明度を決める
【STEP3】彩度を決める
【STEP4】仕上げの調整
おおよその目指す色ができたら、最後に仕上げをしましょう。
色を使いこなす
色を使いこなすコツは、右脳と左脳で考えてみることです。今使おうとしている色の目的はどっち?を考えてみましょう。
左脳
左脳では機能的な色。説明や強調するために使う色を選びましょう。
・差をつける
・見やすくする
・注目させる
・記号として認識させる
・グループに分ける
・階層を分ける
右脳
右脳では、情緒的な色となります。一目見た時の印象を左右する色を使いましょう。
・視覚に訴える(赤の方が手前にあるように感じる)
・味覚に訴える(赤:辛い、黄:酸っぱい)
・嗅覚に訴える(黄緑:柑橘系、濃緑:森林系、ピンク:フローラル)
・聴覚に訴える(赤:派手な、黄:興奮させる、黄緑:賑やかな)
・触覚に訴える(オレンジ:暖かい、水色:冷たい、黒:重い、白:軽い)
・記憶に訴える(赤と緑:クリスマス、薄いピンクと白:ウエディング、オレンジと黒:ハロウィン)
終わりに
色と記憶は密接に関わってきます。赤色をみると、情熱や強さ、活動的、力強いなど色によって私たちは感情が変わってきます。
このようにデザインにおける色は大切な要素です。実際に私たちの身の回りには色があふれています。それはサービスやプロダクトにはあります。これからはどの業種、業界においてデザインは必要不可欠になってきます。しかし、最初はデザインなんて知らん!って言う人が多いでしょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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