未経験転職__2_

未経験転職って実際どうなの?

こんばんは。ソガハルです。

急に寒くなりましたが、皆さん体調など崩されていないでしょうか?
社内でもコートを着ている人が増え、ハンガーラックがパツパツになってきました。気温の変化にお気をつけくださいませ!


さてさて本日は、転職をお考えの方から最も頂く質問である、

「未経験からの転職は可能ですか?」

という内容に転職エージェントの弊社の経験と実績を基にお答えしていきたいと思います。前の私の投稿も答えます系だったので一辺倒ですが…
やっぱり皆さんが疑問に思われることや悩まれるポイントに直接触れたい!答えたい!ので!ご容赦ください。


結論から言いましょう。可能です。可能です。可能です。
(大事なことなので3回~)


ただ、誰しもが簡単に転職できる!という訳ではないのは、正直に言って確かです。
では、どんな人が未経験でも転職できるのか?未経験から転職をするには何をしたらいいのか?という点について述べていきたいと思います。弊社はIT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェントですので、今回はその3業種内での未経験転職例えながらお話ししていきたいと思います。


未経験で転職できる人の共通項

弊社では過去に未経験からの転職を多数サポートさせていただいていますので、どんな方が未経験からの転職を実現させているのか、過去の実績をもとに調査しました。(詳しい調査概要・結果に関してはコチラをご覧ください。リンク先は弊社独自の調査結果で、その内容を私なりにわかりやすくかみ砕いたものが本投稿です!)

未経験から転職できる方に見受けられた共通項が2つありました。

①親和性のある業種での就業経験があること
②自己研鑽をきちんと積んでいること


①親和性のある業種・職種での経験があること

一つ目の共通項は、「経験が評価される」パターンです。

例えば、もともと制作会社でWebディレクターとして就業していた方がWeb系企業のエンジニアへと転職を実現させるケース。業務の内容としては違う職種になりますので未経験ということになります。

Webディレクターの業務の中にはWebサイトを構築するエンジニアの方とのコミュニケーションが必要となるシーンが多々あります。エンジニアとしての経験はなくとも、エンジニアは具体的にどんなことをしているのかを現場の経験として理解できていることが評価されうります。

また、Webディレクターとしての経験があることで、エンジニアとしてWebディレクターとのコミュニケーションを取る必要がある際に重宝されるでしょう。


職種の親和性だけでなく、業種の親和性が評価されるケースもありえます。

人材系企業からHR系IT企業、金融機関からFintech系IT企業など、前職の知識が生かされる場合は、未経験でありながらも評価されるポイントが増えます。

今やっている職種・今いる業種が嫌だ!と思っている方は、環境変えられたら何でもと闇雲に職種・業種を変えることを考えるのではなく、自分の積んできた経験を活かせる職種・業種を選択すると、似た領域でありながら退室が異なるような環境へとキャリアチェンジを実現しやすいでしょう。


②自己研鑽をきちんと積んでいること

2点目は、実務として完全に未経験であっても、「熱意が評価される」「ポテンシャルが評価される」ケースです。

よく未経験転職を希望する方から受ける質問として「プログラミングスクールなどに通う意味はありますか?」「実務としての経験は無いのにポートフォリオ作る必要ありますか?」というものがあります。


お応えしましょう。

ダンゼンあります。

未経験の人材を採用したい!と考えている企業の立場に立てば理解いただけると思います。そもそも未経験として採用するのであれば、即戦力を求めているわけではありません。その仕事にどれくらいコミットしてくれるか、想いを懸けているのかを、必ず企業は見ています。

実際に、弊社がご支援させていただき、未経験からの転職を実現させている方の大半は自己研鑽をしている方でした。


未経験転職を実現させるために何をしたらいいか

先述の共通項を基に、では具体的に何をしたらよいのかを考えていきましょう。

①実現させたいキャリアへのロードマップを描く
②人に本気度が伝わるような自己研鑽をする


①実現させたいキャリアへのロードマップを描く

もし自分がキャリアチェンジしたい職種・業種が、現在の職種・業種と親和性がある場合には、経験を活かすことが可能ですが、必ずしもそうでないことがあると思います。

その際には、少し自分のキャリアを俯瞰して、どうやって最終的にそのキャリアチェンジを実現させたらよいかを考えましょう。言い換えると、回り道をすることが成功に繋がる可能性がある、ということです。

例えではありますが、もしあなたが「プログラミング未経験だけどゲームプログラマーになりたい!」と考えて転職活動をし始めたとします。しかし、実際市場にはプログラミング未経験からゲームプログラマーになれる求人がほとんどなく、選考にはなかなか通らない。そんな時、どうしたらよいでしょうか?

そのままゲームプログラマーのポジションを受け続けるのも選択肢のひとつですが、「ゲーム業界での経験を積むために、未経験OKなゲームデバッカーのポジションでゲーム会社に転職する」「プログラミング経験を積むために、未経験OKなプログラマーのポジションでソフトウェア会社に転職する」という選択肢がオススメです。

当初の希望であるゲームプログラマーのポジションではありませんが、親和性のある業種・職種の経験を挟むことで、最終的に希望であったゲームプログラマーへの転職へとグッと近づくことができます。

もちろん最短距離で希望通りに転職できることが理想ですが、もし本気でたどり着きたいキャリアがあるのであれば、長い目でキャリアを形成していくことも視野に入れておくことを強くおススメします!


②人に本気度が伝わるような自己研鑽をする

こちらはわかりやすいですね。

エンジニアを目指される方であれば、プログラミングスクールに通ったことや、自作でアプリを作った経験があると有利に働く可能性が多いにありますし、ゲームプランナーを目指される方であれば、オリジナルの企画書を作りこむことで評価されることがあります。

その成果物のクオリティも大切ですが、自分の時間、もしくはお金を削って努力した本気度合、覚悟を見ている企業も多いです。中には、無料で完全な独学だとNGだが、有料のスクールに通っていれば合格にする、という基準を設けている企業もあるくらいです。

自己研鑽をして不利に働くことはありません。努力したことはしっかりとアピールをしましょう!


まとめ

今回は未経験からの転職をかなえるポイントについて述べていきました。

経験ないしどうせ無理…などと思わず、まずはやってみる、努力をすることが非常~~~~~~~~に重要です。

実際に長期目線でキャリアを捉えることで、最終的に未経験からのキャリアチェンジをかなえている方、自己研鑽を極めることで転職成功させている方は大勢いらっしゃいます。

弊社サービスを使ってほしい、ということではなく、裏付けが確かにあること、自分のキャリアを諦めないでほしいということを大声でお伝えしたいです!!!


最後の最後で本多並みの熱量が出てきました。笑

本投稿が未経験からの転職をお考えの方の一助となりますように。


ソガハル