人材と人財
人財という言葉が使われるようになってきました。
この言葉が出た当初は、いい造語だなぁと思うくらいだったのですが、
ここ数年 顕著に使われるようになった気がします。
人材とは、ストレートに説明すると人は企業の材料。
代替品でまかなえる人間という意味でしょうか。
対して、人財は企業に欠かせない財産であるという存在。
校閲というしごとをさせて頂いている中で、この人材✖ 人財〇 という
指摘がとても多くなりました。
たんに人手不足で困っている…的な文章でしたら、もしかしたら人材でもいいのかもしれません。でもボランティア的な印象を受けてしまいます。
企業として人手不足・育成不足など、人的資源を形容する際に使う言葉としてはやはり現代の社会では、欠かせない存在である人財が適切な表現だとぼくは考えています。
今はたんなる人材である社員でも人財にするか否かは、適切な部門配置や親身な研修などで〝かけがえのない社員(人財)〟に育て上げるか否かにかかっているのではないでしょうか?
今回はChatGPTを文章に使わず ゆっくりとnoteに綴りましたが、生成AIの登場でホワイトカラーの仕事は70%がなくなるかもしれない(代替できる)時代がすぐそこまで来ています。
前回は好奇心をテーマにしましたが、付け加えると 危機感 もしごとの合間に考えながら、現状のしごとの未来像について考えてみるのも有意義ではないでしょうか?
日々よいしごとを積み重ねて生成AIにはできない、ぬくもりを大切にしていきたいですね。