さよなら夏、また会う日まで
夏が終わった。
何を持って終わりとするかはわからないが、感じる外の空気は間違いなく夏の空気ではなくなっている。
夏の終わりはなんとなく寂しさがある。
決して秋が嫌いなわけではなく、むしろ秋の空や空気はとても気持ちよく、秋の空気を感じれた時はなんとなく嬉しくて深呼吸したくなる。
夏なんて暑くて仕方ないし、秋から冬の方がハロウィンにクリスマスにお正月、バレンタインなどキラキラしたイベントが盛りだくさんなはずだ。
俺が好きなキャンプだって一般的には夏のイメージがあるかもしれないが、秋の方が空気が澄んでいて綺麗だし暑くもない。
秋が一番のシーズンだ。
Bリーグのシーズンも秋から春にかけてなので夏はやっていない。
夏の大きなイベントと言えばフェスくらいなもんだけど、クラブには行けどもフェスに行く機会はあまりないので自分にとってはそれが夏に加点されることもない。
それなのに夏の終わりは悲しいし少しでも長く夏であれと思ってしまう。
やはり人間は本能で太陽を求めているのか。
子どもの頃の夏休みのワクワクを引きずっているのか。
今年はコロナの影響と梅雨の長さもあって夏らしいこともそんなに出来ずに終わった。
そういえばここ2年くらい海に行けてない。
こうやって大人になっていくのかな。
もう大人になって15年たつのだが。
来年こそは海に行こう。
まだ大人にはなりたくない。
いつまでも気だるい暑さにワクワクできる少年でいたい。