パリ・オペラ座の日々1993~1994:2月26日 さようならパリ
2月26日
朝10時に起きて、2階のラベイリーさん(アパートの管理組合を仕切っているおばあちゃん)にさようならをして、タクシーでシャルル・ド・ゴール空港へ。空港からシングーにも電話して別れの挨拶をした。
12時にチェックインしようとしたら問題発生。カウンターにスーツケースを預けようとしたら、二人分で75㎏で超過料金が2600Fもかかると言われてしまった。事前に重量は量ってあったので、それは絶対におかしい!と主張して、周囲の航空会社職員を何人も巻き込んで大騒ぎになった。30分くらいフランス語で大論争してたら、向こうが根負けして重量計測の機器の間違いを認めてタダにしてくれた(機械を不正に操作して超過料金を取ろうとしていたのは明らか)。
言い争いをして搭乗が遅れ気味だったけど、いざ乗ってみたらビジネスクラスに変更してくれていて大喜び。座席が広くて、アメニティもあれこれもらえて快適。食事もワインも美味しかった。
タクシー 210F
免税店でおみやげ 620F
免税店 クラランス 350F
2月27日
座席が広々していて快適な空の旅だったけど、11時間なぜか一睡もできずに成田に到着。義弟が車で迎えに来てくれていた。疲れ果てていたのでとっても感謝。すごく良い天気で、高速の湾岸線から眺めた東京臨海部の近未来感、美しさが凄かった。午後1時に東村山の妻の実家に到着。お昼をみんなで食べてからしばし眠った。
とうとうフランス滞在は無事に終わりました。
帰国の途につく前日かな…アパートでの最後の一枚。市場で買ったチューリップ、青いキャップの牛乳ボトル。
アパルトマンの窓からの景色。オルリー空港へと降りていく飛行機がいつも見えていました。
長々と続いてきたパリ日記の連載はこれでおしまいです。後日また、まとめ的な記事を書こうと思っています。