見出し画像

パリ・オペラ座の日々1993~1994:12 月27日 暖房が壊れた


12月27日

昨日まで全力疾走で活動していたのでグッタリ。午前中は寝続ける。午後はNさんが再訪して、アパート内の自分の衣類などを探したりしていた。夕方は義母&叔母コンビから連絡があり、Gラファイエットでの買い物に付き合う。SOLDが始まっていてすごい人出。夕食は東京堂の向いにある「安兵衛」という居酒屋風のお店で。天ぷら定食を食べた。

アパートに帰宅すると、なぜかいきなり暖房が壊れてしまい困り果てる。。。寒い。



何の前触れもなく、いきなり暖房が壊れました😢

たぶんほとんどのパリのアパルトマンが同じような仕組みだと思うんですけど、室内に大型の湯沸かし器が設置されていて、そこで作られたお湯を各部屋に巡回して温める方式が一般的です。その湯沸かし器がこわれたみたい…。ちなみにこういった暖房のことをChauffge(ショファージュ)と呼びます。英語だとセントラル・ヒーティングですね。

僕らが住んでいたアパートは、台所にけっこう大きめのガス湯沸かし器があって、それが暖房と水道蛇口の温水供給の両方に対応してるみたいでした。


画像1

(各部屋にこういったパネルがあって、この中をお湯が通過して室内を温めます)



秋以降の日記に繰り返し書いていた通り、この年のパリは寒さが厳しくて暖房無しではどうにもなりません。年末だし、すごくスケジュールが詰まっているし、困ってしまいました。でもちょうど家主のNさんがパリに居てくれたので、状況を伝えたら二日後にフレデリックとやって来て修理してくれました。

二日間は、家にいるときは布団を被って暖をとってしのぎました。


画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?