パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月11日 カシ①
9月11日
今日もお天気はとても良い。ホテル代を支払って出発。駅に行ったらCassis行の電車があるとのことだが1Hくらい時間があったので浜辺で暇をつぶす。まずToulonまで行き、そこで昼食。ステーキ食べたら美味しかった。途中のCannes~Les arc間は車窓からの景色が美しくよい場所がたくさんありそう。
Cassisに着いて、なんとなく海辺まで歩き始めたら意外と距離が遠くて苦労する。カシの町に到着すると、やはり海辺の町らしく人と車でごった返していた。想像していたよりもずっと賑やかでちょっとがっかり。ゴーミヨーで探しておいたホテルもそれほど良くない。
夜は岬まで浜を見に行き、帰りに港の横でFruit de mersを食べた。牡蠣、ムールはまあまあだったがウニはダメ。スカスカで食べるところが無い。。ワインはCassisのBodinで、キリッと冷えていてこれはとっても美味しかった。
ホテル代 1670F
SNCF 228F
ペリエ 7F
昼ステーキ 95F
ハーゲンダッツ 27F
夕食ウニ、カキ 315F
前半の三日間を過ごしたJuan-les-Pins(ジュアン・レ・パン)は、上の地図だと右端のモナコ、ニースに近いAntibes半島にあります。後半の三日は少し場所を移動しようということで、マルセイユに近いCassis(カシ)という町に向かいました。
途中にはカンヌ、サン・トロペ、トゥーロンなどメジャーな町が並んでいますが、少し静かな場所をということでカシを目指しました。Cassisは仏語で黒スグリのことですけど、この辺でたくさん採れるとかなにか関係があるのかもしれません。Cassisと聞くとお酒のクレーム・ド・カシス(Crème de Cassis)を思い出しますけど、あれはブルゴーニュが発祥らしいのであんまり関係無いのかな…。
鉄道の駅からなんとなく表示に従って歩き始めたのですが、町まではけっこう距離があってタクシーを使うべきだったと後悔しました。でもまあ日差しはキツイけどブドウ畑を両脇に眺めながらの道程もなかなか楽しかったです。
Cassisは美味しい白ワインが有名で、この道すがらにもワイナリーが何軒かあって直売してくれるような看板も見かけました。フランス語がペラペラだったら試飲して箱で送ってもらいたかったけど、ちょっと怖気づいてしまってスルー(+_+)
しばらく歩いて町に着くと、ほどほどに賑やかで美しい場所でした(日記にはガッカリ感が書いてありますけど、そんなこともない)。こじんまりとした港町ですが、周囲の自然観光の魅力もあって観光客でにぎわっています。
この日はもう午後遅い時間だったので、観光の目玉である「カランク」巡りは明日に取っておくことにして、この日はのんびりレストランで夕食を食べました。港沿いにレストランが何軒もあってホスピタリティもとても良い場所です。マルセイユ周辺の観光だったらすごくお勧めの港町です。
フランスで最も高い岸壁として知られるカナイユ岬からカシの港を望む。プロヴァンス、コート・ダ・ジュールの美しい光景です。
カシへの移動途中かな…?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?