パリ・オペラ座の日々1993~1994:11月1日 リュクサンブール公園など
11月1日
とうとう11月になりました。残すところ3か月くらい。ここからどうやって過ごすのか再考の時期でござる。しかしパリはあまりにも寒くて、今日も足先が凍りそうなくらい風が冷たかった。
午後からリュクサンブール公園、パンテオン、オデオン座、クリュニー館(国立中世美術館の一部)など左岸を練り歩く。祝日なのでどこもお休みだったが、初めて歩いたエリアで楽しかった。
Macで一服してからバスでシャトレまで移動して、(雪)はそのままバレエレッスンへ。(G)はFIAPで勉強。
今後はまずはFIAPでの勉強。それからバレエ。最後にパリ市内観光を進める。暖かい時期にたくさん旅行に行っておいたのは大正解。でも「プロヴァンスの12か月」を読んでいると、また南に旅行に行きたくなる!
Mac 60F
リュクサンブール公園っていうと、この椅子のイメージ(笑) なぜかここはイスが充実していて、みんなひたすらのんびり過ごしてる。6区。
いいですね~、この光景。
ローマでパンテオンを見てきたばかりですが、パリにもパンテオン(万神殿)があります。パリ5区、聖ジュヌヴィエーブの丘にそびえています。18世紀にパリの守護聖人である聖ジュヌヴィエーブに捧げて献堂されたもの。1792年竣工なので、フランス革命の混乱を経て、国家的な偉人たちの墓所として使用されることになりました。
ヴォルテール、ユゴー、サン・テクジュペリ、キュリー夫人、など錚々たる面々が眠っています。
オデオン座は、1782年の創建で王立劇団コメディー・フランセーズの本拠地でしたが、後に右岸のパレ・ロワイヤルにコメディーフランセーズ劇場が建設されて、こちらは第二劇場となった経緯があります(1819年)。
それから国立中世美術館
パリは紀元前3世紀にはすでにシテ島に町があり、後に古代ローマの支配下になった場所です。もちろん中世の遺物・遺構もたくさん残っていて(燃えてしまったノートルダム寺院が代表ですが…😿)、パリだけに限りませんが、中世、古代の遺物を収蔵している美術館です。
この日は閉館日だったのですが、1月にまた再訪することになります。
今の自分の目で見ると垂涎のコレクション!…なのですが、当時はガロ・ロマン期の美術とか全然理解できなくて…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?