パリ・オペラ座の日々1993~1994:4月27日 バレエスタジオ見学②
4月27日(火)
午前中、バスチーユのスタジオへバレエの見学に行く。Claudette Scournecという元オペラ座のエトワールの方が教えていた。生徒はいずれもプロ級に上手く、みな若くて細くて足の甲もキュンと出ていた。先生もとてもチャーミングな方で感激。2時間たっぷり見学して(雪)は打ちのめされた様子だった。
その後、昼食後はHotel de Villeの別のスタジオを見学しに行ったら、教室内はNGということで、パンフレットだけもらって帰る。
St.Mandeに戻って、サムソンに例の漢字の候補を渡したらすごく喜んでた。漢字のキャラクターの意味をあれこれ説明してあげた。☕とオレンジジュースをご馳走してくれた。盛沢山の一日。
サンドイッチ 15F
中華レストラン 70F
Cafe 17F
スーパー 136F
八百屋 21F
午前中に行ったスタジオは、元オペラ座エトワールが先生としていらしていて、その時のクラスもとてもハイレベル。妻はカルチャースクールで少し踊る程度だったので、さすがに場違いかなと思って遠慮しました。でも対応してくださったスタッフの方も先生もとてもジェントルで、気持ちの良い時間でした。スタッフの方が、先生には必ずMadomoiselleで話しかけるように!と注意してくださったのが印象的でした。伝統的にエトワールの座についた女性ダンサーに対しては、婚姻関係に関わらずマドマゼルを使うのがルールのようです。
午後は、Hotel de Ville(パリ市庁舎)の向側のエリアのマレ地区にあるスタジオに行きました。Centre de danse du Maraisという施設で現在も変わらず運営されています。
歴史地区なので建物も美しく、中庭からの導線もとっても風情があります。当時はテックスメックスのレストランが中庭にありました。クラッシックバレエだけではなくて、モダンダンス、アフリカンダンスなどバラエティ豊かなプログラムが用意されています。
教室内の見学はNGだったのですが、詳しい説明を聞いて、チケット制であることなどからここが良さそうという感触で帰宅しました。結果的に、妻はこのスタジオに帰国直前の2月まで通うことになりました。日本人の方もちらほら来ていて、オープンで気軽な施設でした。
帰宅前にサン・マンデのカフェに立ち寄って、例のサムソンの柔道帯のための漢字候補を手渡しました。すごく喜んでくれて一杯ご馳走になりました。パリに来て、こういった交流は初めてのことだったのですごく嬉しかったです。