パリ・オペラ座の日々1993~1994:5月23日 サン・マンデ湖を散歩
5月23日
久しぶりにゼロ円ですごした。一日中家にこもり、勉強したりギター弾いたりテレビみたり。午後は(雪)が(G)の髪をカットしてくれた。思ったより上手に切れてよかった。夕方はサン・マンデ湖を散歩。このところお天気も良く、穏やかで、この時間の散歩は何物にも代えがたいくらい素敵な時間だ。フランスに来て良かった。
フランスへやってきてほぼ2か月。ようやく様々なことが軌道にのり、穏やかな毎日であることが日記のトーンから感じられます。一大決心をして海外への渡航を決め、日本での様々な雑事を乗り越えてパリへと辿り着いて「ああ、やはりこの計画を実行して本当に良かったね」と二人で話合えるようになった時期でした。
ヴァンセンヌの森や、すぐそばのサン・マンデ湖を散歩していると新緑が美しい時期でした。
ところが。。。
そんなムードを吹き飛ばす事件が翌日勃発します。
次週の日記を乞うご期待(いや期待するほどの内容でもない)