小1の娘に戦争や原爆の話を聞かれる
最近、7歳の娘に
ひとは、なんで、せんそうをするの?
ほんとうに、げんしばくだんって、ひろしまにおとされたの?
と聞かれる。
昨年に高学年の子たちが、広島の原爆資料館・原爆ドームに修学旅行で行ってきたことを頭の片隅で覚えているのか。
ウクライナとロシアの戦争のことを、たまにニュースなどから聞いたりするからだろうか。
私と夫が、はだゲン(はだしのゲンのことを夫はこう短縮する)の話を、時折話題にするからだろうか。
こないだ、私がyoutubeで火垂るの墓を見て号泣していた話をしたからだろうか。
学校で何か教わっているのだろうか?
そういえば、私が小さい頃読んでいたはだしのゲンの漫画は、もう、今の小学校にはおいていないんだろうな。
こどもには残酷すぎる描写が多すぎるという理由で。そういう記事読んだことあるし。
でも、それってどうなんかなぁ?と思う。
だって、実際、現実に起きたことやん。ここ日本で。
写真や動画に比べたら、全然弱まった表現というかリアルさとしては薄まっているだろうし。
そこから目をそらして、ただただ平和の大切さを語る。っていうのは、なんかどうなんかなぁと思う。
小1の子に聞いても「分からん。知らん。覚えてへん」という回答がほとんどなので、本当のところは分からない。
とにかく
ひとは、なんで、せんそうをするの?
なんで げんしばくだんおとすとか ひどいことするの?
などなど。
それらの問いに対して、大人として親として立派な答えがあるとしたら、
そういう答えを私が常にしている自信は、とてもない。
ただ、無垢なこどもが、純粋に疑問をもつこと。
それに真面目に答えようとする時、改めて、はっとさせられることがとても多いなぁと。
大人よ。もっとしっかりせえよ!
そんな声が、どこからか聞こえてきてます。