マガジンのカバー画像

古楽の世界

18
16世紀から18世紀までの音楽に関する話題を、さまざまな切り口でお届け。
¥980
運営しているクリエイター

#バッハ

微積分法と親指奏法 ― クープランとバッハ

 「火事と喧嘩は江戸の華」と言う。だからといって江戸っ子が「火事や喧嘩」のたびに大喜びし…

100

バッハゆかりのオルガンたち

「世界最大のジグソーパズル」に収まる大オルガン 聖母教会のケルン・オルガン 中部ドイツ・ザ…

100

『新バッハ全集』は演奏譜?

 18世紀ドイツの作曲家J・S・バッハの作品は現在、1000曲余りが伝承されている。そのすべて…

100

「バッハの子孫」は生きている!

 「バッハ」を日本語で言うと「小川」。そう考えるとありふれた姓のひとつであることが分かる…

100

バッハの《管弦楽組曲》

 「管弦楽組曲」はその名の通り、オーケストラのための舞曲集を指す。バロック期には最初の楽…

200

バッハの世俗カンタータ

 バッハはオペラを書かなかった。正確に言うと、バッハはオペラに“逃げられた”のだ。

100

バッハの"縮"小品

 バッハの作品の中には、管弦楽作品を鍵盤楽器1台で演奏できるようにしたものがある。他作曲家のソロ協奏曲をチェンバロ1台で弾けるようにしたり、自作のカンタータの楽章をオルガン1台に移し替えたり。小品は小品でも“縮"小品と言うべきこうした編曲作品は、現代の録音盤と同じ役割を果たしていた。大勢の楽団を雇わなくても鍵盤奏者がひとりいれば、オーケストラ作品を味わうことができる。こうした楽しみ方には、小品本来の気軽な性格が色濃く表れている。

¥100

バッハあれこれ

《ゴルトベルク》のお値段は?

100

サンスーシ宮殿 ― 音楽のタイムカプセル

 「ポツダムからの知らせによると、去る日曜日、ライプツィヒの有名な楽長バッハ氏が、ポツダ…

100

《ゴルトベルク変奏曲》演奏史の三段活用

 バッハの《ゴルトベルク変奏曲》は1741年、『クラヴィーア練習曲集』の4番目として出版され…

100

三本の柱が支える立体感 ― バッハ《音楽の捧げ物》

 バッハはその晩年、いくつかのツィクルスに取り組んだ。ツィクルスとは「連作」のことで、互…

100