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東大ニュース11月号【駒場祭】【玉木雄一郎】

皆さん、こんにちは。東京大学にまつわる情報をお届けする赤ノ門ニュースです。東京大学で2024年11月に起きたニュースを、ランキング形式でご紹介します。執筆陣は東大生。腰の引けた大手メディアとは違う、一学生から見た視点をお届け!



5位 「アド街」が東大・駒場に

テレビ東京を代表する番組、「出没!アド街ック天国」(通称・アド街)。先日なんとこの番組で、「日本一の頭脳が集まる街」として駒場東大前が紹介された。駒場が地上波に出るとなって浮かれている同級生を見て、所詮東大生も全員ミーハーなんだなと思った。きっとミーハーじゃなければ東大なんか目指さないのだろう。

20の名所をランキング形式で発表していくスタイルで知られるアド街だが、何もない街・駒場で果たして20もの名所をでっち上げることができるのか、そんなハラハラドキドキのサスペンスに仕立てられた神回だった。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


4位 東大、またもやシステム障害

11月初め、東大でまたもやシステム障害が発生し、学内は凄惨たる大混乱に陥った。当該のシステムはECCSクラウドメールといって、Gmail などのGoogle のシステムを東大のアカウントで利用するものだった。このシステム障害により、課題の提出・きらら同好会への入会などができなくなっていたらしい。

システム障害も勘弁してほしいが、東大のシステムは元々扱いが非常に面倒臭い。普通の東大生が学校生活上で使うツールには履修登録・成績確認システムのUTAS、学習管理システムのUTOLの2つがあるが、この2つをわざわざ行ったり来たりするのが非常に煩雑で、このわかりにくさのせいで単位を落としたり進学不能になったりする学生も決して少なくない。多分、本当にどうしようもない人間を振り落とす意図があるのだろう。筆者も最初は履修登録の方法が全くわからず精神が錯乱し、終いには樹海に赴いた。


3位 駒場祭

第75回駒場祭公式サイトより

11月22日(金)より3日間、東京大学の学園祭・駒場祭が駒場キャンパスにて開催された。

この駒場祭を運営するのは駒場祭委員会。キラキラした印象を持つ駒場祭委員会だが、大学当局から限定的に移譲された学内管轄権をこれでもかと行使しているので、裏では赤い悪魔と呼ばれている。

赤い服を着ているのが駒場祭委員。

まあ五月祭委員会も駒場祭委員会も筋金入りの規則主義で、融通が効かないことは確かなのだろう。例えば五月祭では販売できるアルコールの度数が20度かそれくらいに決まっていて、1度でも超えると没収される。私のサークルでも去年の五月祭でスピリタス(96度)を没収されていた。

ちなみに駒場祭委員会は「権威を振りかざしているくせに法律違反スレスレのことをやっている」とTwitterで晒され一部で顰蹙を買っており、そのことと関係があるかどうかはわからないが、心なしか例年よりも規制がやや緩くなっていた。


2位 総長懇談会、開催決定

5月中旬、東京大学が10万円の学費値上げを検討していることが発表された。これに対しあまりに反対の声が多かったため、学生と大学総長との間に「対話」の場を設けるという体で、当局は6月21日にオンラインで「総長対話」を行った。しかしZoom上であれば無理やり黙らせることなどもできてしまうので、非対面での開催に不満を訴える者も少なくなかったと思う。

それからおよそ半年が経った今、来る12月3日、今度は「総長懇談会」が実施されることが発表された。「総長対話」と違って対面で行われるとのこと。

なんで「対話」をわざわざ「懇談会」と言い換えたのかはよくわからないが、総長が学生に茶菓子でも振る舞ってくれるのだろうか。今後の展開に目が話せない。


1位 東大OB玉木雄一郎、やらかす

11月11日、東大が誇ってやまない大政治家・玉木雄一郎の不倫スキャンダルが報道された。

財務省によるハニートラップ説がまことしやかに語られるなど一時はツイッタラーが大騒ぎする事態となったが、そんな渦中の玉木雄一郎氏も、若き日には前途明るい東大生だった。文系スペイン語=陽キャという意味不明なステレオタイプがまだ残っている東大だが、それに加えて陸上部、おまけにスカウト経験ありとくれば、玉木氏は誰にも恥じることのない陽キャ東大生だったらしい。

Xより

そういえば先日、玉木氏がアイコンになっている妙なアカウントを見つけた。「玉木PJ」が主催する講演会が、去年の駒場祭で行われていたのだという。いかにも怪しすぎるが、これが本物なら彼はちょうど1年前に東大に来ていたらしい。今回の報道に関係あるのかないのか、悲しいことにアカウントは非公開になっていた。



いかがだったでしょうか。今年も残すところあと1ヶ月になりましたが、ちゃんと暖かくして明るく楽しくお過ごしください。それでは、またお会いしましょう。赤ノ門ニュースでした。


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