リソースをどこに集中するか
3月もいよいよ終わります。
休憩がてらスーパーに行ったら
いつも9時まで開いてるハズのスーパーも
棚卸しのため、今日は6時で閉店とのことでした。
はー
本当に2020年の3末は、誰にとっても忘れられない
大戦を体験したかのような、世界共通の記憶になりましたよね。
「あの時はずっと家に居なきゃいけなくて辛かったよね~」
とかいつか言い合うのでしょうか。
しかし私のような通年ロックアウトな生活してると
急に自分の日常が非常時の生活と言われると
何とも言えない気持ちにもなります…(苦笑)。
そんなこんなでフと、
今の生活に切り替えた時のことを思い出したんです。
私が今のような「郊外で在宅で仕事をする」に
生活を切り替えた一番の原因は「介護」でした。
介護はものすごく場所に依存します。
仕事は家からもできるけど、介護する相手を遠くからどうにかすることは
物理的に無理なわけです。
目も離せないし、時間も自由にならないといけない。
医療機関とも密に繋がってないといけない。
もちろんそれまでしていた自分にとっての日常を
かなりダウングレードしないと、それらにリソースを割けないわけです。
いままでの生活の自由を維持しながら
上記のことも実現しようとすると時間と人力を金で解決するしかないので
いつまで続くかわからない以上、固定費を下げていかないと
あっという間にショートしてしまいます。
これはサスティナブルではない。
QOLをできるだけ下げずに、如何にして生活を成立させるか
その時考えたのは「限られたリソースをどこに集中させるか」
に他なりませんでした。
で、一番最初にやったことは
「命にかかわらない無駄を徹底的に排除する」です。
なので、手持ちの荷物を物理的に減らす。
やらなくていいこと、なくても生きていけるものを
とにかく全部やめていく。
あとから再開したって別にいいんですから
止めれるなら全部やめてみてから考えればいいじゃないかと。
そう考えて、端から捨てたり売ったりゆずったりしながら
病院の近くに引っ越して通勤もなくし
削れるだけ削っていったら、
固定費の総額なんと半分近くに下がったんですよ(笑)。
まぁこれは極端な例なんですけどね。
「自分にとって本当に要るものは何か」
今ほど問われてる時はないんじゃないかなと思います。
それを守るために、何を選ぶのか
そうやって選び抜いたものだけに集中すると
案外それはそれで慣れてきちゃうんですよね。
それが絶対の善だとはいいませんが。
もし、今何かを選んでいかなきゃいけないと思っているなら
本当に自分の持てる力をどこに賭けるのか考えなきゃいけないし
分散するのは勿体ないと思う次第でした。はい。
あーなんかスゲー真面目なことを書いてしまった。