見出し画像

旅ランの流儀

これまで旅の朝活としてランニングすることをおすすめしました。
その中で、旅先でランニングする場合の注意点を簡単に紹介したので、今回は、その注意点をより掘り下げて書きます。

前回の記事、私はこのように注意点を列挙しました。
・治安が良くないエリアをホテルのスタッフに聞く
・明け方のホームレスなどの浮浪者に注意(オール明けの酔っぱらいも同様)
・野犬が追いかけてくる可能性がある
・音楽を聴きながらは、危機管理の面から絶対NG
・追い込んだペースではなく、ジョグペースで走る。
・パスポートのコピーや小銭を所持する

最も大事なことは、旅先でのランニングはそんなに危険でもないけど、安全でもないということです。
まず何より、心と体に余裕を持つことが大事です。

治安が良くないエリアをホテルのスタッフに聞く

私は旅先でやみくもにコースを設定して走りません。
まずは、ガイドブックやネットに載っていない生の情報を知りたいので、泊まるホテルやゲストハウスのスタッフに、
・自分が朝にランニングをしたいこと
・周辺で危険なエリアや行かないほうがいいエリアを知りたいこと
を伝えます。

そうすれば、危険なエリアがあれば教えてくれますし、
加えて、「この場所に行った方がですよ」とか「川沿いを走るとナイスビューだよ」と具体的なことも教えてくれます。

こういうアドバイス、まず間違いないです。

方向感覚などに自信がない人は、公園を見つけて外周をぐるぐる回るだけでもいいと思います。

明け方のホームレスなどの浮浪者に注意(オール明けの酔っぱらいも同様)

旅先だと朝走ることが多いのですが、繁華街に滞在すると朝はゴミが多いエリアがあったりします。
それに伴って多いのも、浮浪者。

現地の状況を客観的に見れることはいいのですが、こちらに実害を与えられては困ります。
できるだけ彼らを遠くに見ながら、走りましょう。

あとはオール明けの酔っ払い男性グループにも近寄らないでください。
色々めんどくさいですし、いいことは絶対ありません。

野犬が追いかけてくる可能性がある

これは海外と特有なのですが、野犬問題です。
私が人よりも恐れるもの、それは犬なんです。
もともと動物がそれほど得意ではなく、海外に行くと、とにかく野犬が多いので困ります。
襲ってくる犬はほとんどいませんが、それでも嫌なものは嫌です。

以前、キルギスのイシククル湖に行ったのですが、その時も朝ランしていました。
偶然その時は、道で野犬が4匹ぐらいでご飯にありついている場面に遭遇してしまい、300mぐらい全力で追いかけまわされました。

野犬はホントに恐いです。
狂犬病とかもあるし。。。

音楽を聴きながらは、危機管理の面から絶対NG

これまでの話とつながってきますが、音楽を聴きながらランニングは旅先では絶対NGです。
海外であれば、基本的に日本のように安全な場所はないので、もしもの危険に備えて、人間の五感をフルに使って走ることをおすすめします。
旅先が日本の場合でも、イヤホンをはずして非日常の知らない世界をランニングしましょう。

イヤホンしてたら、野犬が吠えてるのわからないですから。。。汗

追い込んだペースではなく、ジョグペースで走る。

どんな事態にも対応できるようにと考えるなら、ペースも大事です。
決して追い込むようなペースで走らず、周囲を楽しみながら、気になったらどんどん寄り道するぐらいの感覚で走るといいです。

息が乱れた状態だと、正常な判断はできないです。
判断できたとしても、逃げる余力がないと困ります。

やっぱり心も体もバッファーを持っていることは、旅先では特に大事だと思います。

パスポートのコピーや小銭を所持する

まず、ランニングのときは小銭(日本円だと500円玉)を所持するようにしましょう。
体調が悪くなった時などの事態に備えて、現金を持っていると安心です。

のどが渇いたら、コンビニで飲み物を買うのもいいです。

また、海外旅ならパスポートのコピーを忘れずに持って走りましょう。
職務質問されることはないでしょうが、仮にされたときに何も身分を証明できないと警察署に連れていかれる自体になりかねません。

ここは、次回海外旅におけるパスポートの取り扱いについて触れようと思います。

ここまで書いてきた内容を振り返るとわかりますが、ランニングを運動やエクササイズとして考えずにリフレッシュぐらいの感覚でいると、旅先でのランニングは心地いいものです。
是非、旅先ランニングやってみてください。

いいなと思ったら応援しよう!