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そのワクチン、本当に「ワクチン」ですか?
注射器の中身がワクチンとは限らない
このようなツイートを見た。
先ほどクラウドファンディングが終了しました。
— 手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) October 15, 2020
2786人もの方から2592万5000円のご支援をいただきました。
ご支援いただいたみなさま本当にありがとうございます。
活動内容を適宜ご報告いたしますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!https://t.co/O2d3sxMjMu pic.twitter.com/PRLvKN6Dlq
内容が事実とすれば、医者がクラウドファンディングを利用して市井の人々から金を徴収し、ワクチンの宣伝を行うというものである。ワクチンと言えば病気を治す薬というイメージがあり、実際にそのような使われ方をしている。その一方で副作用による健康被害も無視できない。
しかしここで問題にするのは本物のワクチンによるトラブルではなく、偽ワクチンを使った詐欺行為である。注射器の中身がワクチンかどうかなど、投与する医者にしか分からない。患者の側が確認する術など存在しないのだ。
がんが治る、がんを予防できる夢のワクチンなら全財産をはたいてでも打ってほしい人がいるだろう。愛する家族を救うためにあちこちから金を集める人だっているかもしれない。しかし、その注射器の中身が本当にがんを治す、予防するワクチンという確証はない。そこら辺の泥水を適当に入れてワクチンでございと誤魔化しても、医学の知識を持たない一般人には分かるはずもない。
本当にがんの治療や予防に役立つワクチンなのか、それとも守銭奴の詐欺商法に過ぎないのか、現時点では判断できないのが実状だ。女性の健やかな暮らしを守ると大々的に喧伝されたが、実際は重大な健康被害が続発した子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の例もある。ワクチンは人の体に直接入れる物なので、甘い言葉を安易に信用せず冷静に考えてほしい。溺れる者は藁をもつかむと言うが、いくら掴んでも藁では助からない。
『ワクチン=リスク、健康=安全・お金と置き換えたらやっていることは詐欺師と変わらない?』
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