『我慢の弊害』

「私が我慢すればいいから」


「私が我慢すれば丸くおさまるから」


って、
自分が負担を背負うことで物事を解決しようとする人。




そういう人は基本良い人だと思うし、
平和主義で人の痛みとかを感じられる人だと思う。


僕はそういう人好きなんだけど、




ただ、物申したいことが２つあって、


１つは、


自分が我慢することで周りは丸くおさまったとしても、

自分の内側は全く丸くはおさまらないよね。

ってことです。



他人が嫌な思いをしないように自分に嫌な思いをさせるのってなんか違うくない？

そんなことしていると自分の内側がねじれて変な方向に行ってしまいますよね。





そして、もう１つは、


自分が我慢することによって「丸くおさまっている」と思っているのかもしれませんが、、、、


実は、、、、、おさまっていないのです（苦笑）






簡単にいうと、

自分が我慢をしていると、
自分の周りの人にも我慢を強要するようになるのです。






自分が我慢をしていると、

無意識で、

「私は我慢しているんだから、みんなも我慢しろ」

という周波数が出てきます。

そしてそれは身近な人にほど濃く伝染していきます。




すると、
ちょっとでも我慢していない人を見ると許せなくなってくるし、
まるでイチャモンをつけるかのように「我慢してないチェック」をするように人を見だして、我慢を強要し始めます。



これの怖いところは本人はあまり自覚がないのです。


でも、周りから見ると「めっちゃコントロールする人だな。この人」って感じます。






だから、
自分が我慢をすればするほど、
自分の周りの人も我慢させるので、

丸くおさまるどころかむしろ弊害なんですよね。。


そして、
それは身近な人の方が影響を受けるので、
自分の大切な人の自由を制限してしまうことが多くなるのです。





大切な人の可能性を無意識で潰してしまうって怖くないですか？




それは、

「丸くおさめるために自分が我慢すればいい」


ということが原因になっていることが多いのです。





どこかのハゲたおっさんの為に自分だけが我慢をして、

それが積み重なって自分の大切な家族に我慢を押し付けて自由を奪ってしまう自分を想像すると嫌でしょ？





だから、あんまよく知らん人の為に、


「私が我慢すればいいから」は、


完全に悪手だということです。






自分が幸せで自由でいることが、
自分の大切な人を幸せにするのです。