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逗子&白石に引っ越しました。

逗子に引っ越しました。同時に

宮城県の白石市に事務所を作りました。(写真は白石のキャンプ場)

5月の末に東京の250坪のオフィスを解約(6か月前告知)し、白石に拠点を設け(東京も縮小して残します)ます。

8月には東京のマンションを解約して逗子に引っ越します。

コロナをきっかけに、直感的に動いた背景を、できる部分だけ言語化してみました。

コロナによって問われていること。

コロナによって、僕は「関わり方」の再定義が求められているように感じています。

自然と人との関わり方
テクノロジーと人の関わり方
人と人との関わり方

自然と人との関わり方

コロナに限らず、温暖化や自然災害によって人の生活が脅かされています。
人は自然とどう関わるのか?生きているのか?生かされているのか?
歴史的に私たちは、自然の中に大いなる存在を感じてきました。
もしかしたら、人間は傲慢になってしまったのかもしれません。

テクノロジーと人との関わり方

コロナによって、急伸したテクノロジーカンパニーがたくさんあります。会議やリモートワークだけでなく、今まで惰性で変われなかった多くの変化がコロナによって不可逆的に変化したと思いますし、この変化は今後も継続すると思います。

もはやDXを促進する事はあらゆる領域で絶対的に必要な変化です。我々の仕事のすべてを、テクノロジーとどう関わるのか?という視点で見直す必要があると思います。

人と人との関わり方

そして、会う機会の少なくなった人と人は今後どのような「関わり方」をしていくのでしょうか?会社に対するエンゲージメントが下がり、ジョブ型の働き方が流行り、組織のつながりが緩くなっているように感じます。
しかし、逆説的に人と人のつながりが大切になっているようにも思うのです。
頻度が少なくなった分、密度の高い時間が必要になるのではないかと思っています。会社の中でもそういう設計が必要だと思います。


豊かさがテーマ

「関わり方」について考えるとき軸となるテーマは「豊かさ」だと思っています。
「関係性の再定義」を考えるとき、「新しい定義にすることで、私たちの生活は豊かになるのか?」と考える事が大切だと思うのです。

自然の脅威という気付きだけでなく、東京から動くことのできない事実は、自然に触れることによる豊かさを改めて気付かされたように思います。

テクノロジーによって人が働く時間は大幅に削減される事は間違いないと思います。では空いた時間に何をするのでしょう?
余暇の時間が豊かであるとはどういうことなのか?という問いが突きつけられています。バケーション的な休み方が苦手な私たちの豊かな時間の使い方とはなんなのか?

そして、やはり豊かさを考えるとき、人と人の関わりを外しては考えられないと思います。
大切な人との関わりや日常の仕事、趣味の世界、地域を超えた友人の存在が人生を豊かにすることに疑問はありません。
マッチングのテクノロジーによって、物理的距離を超えた関係を作ることもできるようになっています。どんな人との関係を求めるのでしょうか?

常識にHACKされた日常

「なんで、満員電車に乗って毎日会社に行っていたのだろう?」

「それが普通」

という常識にハックされ、日常を、思考停止で生きてきた事実にコロナで気付かされたような気がします。実は豊かさの再定義に一番邪魔になるのが、HACKされた常識です。

今一度、

人が生きるということはどういうことなのか?

豊かな生き方とはどういうことなのか?

豊かさのために、自然と人とテクノロジーの関わり方を、どのように再定義すべきなのか?

その事を考える前に、自分達をHACKしてきた固定観念を意識することが大切だと思います。


場所による豊かさ

今回のコロナで、多くの人が感じていることがあると思います。

それが、環境の「豊かさ」の模索です。
自然とテクノロジーと人。この3つを再定義した時に、どの場所が自分にとってベストなのか?

日本の象徴である天皇は、東京の真ん中に皇居があり、軽井沢と葉山と那須に、御用邸という別荘があります。

多くの成功者も、夏に涼しく、冬に暖かい別荘を作っています。
そんな生活を多くの人ができる時代になるのではないかと思います。

シェアというスタイルでその豊かさを民主化することができないか?そういう動きが起きています。

私どもも賛同させてもらっているリビングエニウェアという活動

も、その代表的な動きだと思います。


意識の豊かさ

一方私たちの会社では「意識の豊かさ」にフォーカスした組織作りを進めてきました。そしてその事も今後とても重要になると感じています。

万が一環境が厳しくても豊かでいることのできる意識。本当に人が幸福を追求したときに必要なのは、ぶれない意識をどうやったら作れるのか?
という事が、組織作りの柱になっています。

震災で日本一の被災率だった女川で、東京では感じることのできない「豊かさ」を感じ、サテライトオフィスを設けて外部に研修をはじめたのもそういう背景からです。

人の意識は、大きな脅威や災害、人間関係や大きなトラブル、その事にたいしての内省によって変化、成長します。

白石と逗子

それで、なんで白石?なんで逗子?という部分ですが
場所は直感なんで深い意味はありません(笑)

ここまで書いたことが土台にあって、流れでそうなりました。

ただ、どちらも素晴らしい場所だと思います。

白石は東北の入り口で、自然のエネルギーの強い場所

葉山、逗子、鎌倉は豊かさや人の意識を考えている人が集積している場所

というのが端的な理由です。おいおい書いていきますね。
白石ではイベントも考えていますし、逗子ではご近所さん募集中ですのでよろしくおねがいします!

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西坂勇人/GCストーリー
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