【南千住・連泊プラン】令和の独房に泊まる【2泊鍵付き8千円】
どうも、じーちゃんです。
先日、仕事の出張と休みを組み合わせて東京で二泊してきました。ただ、最近の都内の宿ってべらぼうに値段が高いじゃないですか。騎空士仲間や大学自体の友人と会う約束をしたものの、都心のビジネスホテルに泊まるだけで二泊で2万オーバーがほとんどで、頭を悩ましていました。
そんな中で格安宿を探していたところ、南千住にあるカンガルーホテルを発見しました。
概要
公式ホームページ
http://kangaroohotel.jp
ホームページを見てもらえればわかるように一泊4千円の完全個室。南千住の昔懐かしくやや埃っぽい和風の宿街から見れば、異質なベッド完備。コンクリートの打ちっぱなしで、清潔感もあります。駅から徒歩10分以内で大通り沿いをまっすぐ進んで最後に路地に入る程度なので値段にしては立地も悪くありません。
ちなみに南千住の古風な安宿の相場は2000円ほどなので、この辺一帯では高めの宿かもしれません。
泊まってみた感想
まずは部屋の感じ
三畳から四畳くらいの独房風の部屋です。ベットは大きくはないけど寝返りが打てる程度、敷布団よりはやや小さいかもしれないサイズ。枕の柄をよく見ると、ダカラのパッケージのような色合いでとても好みでした。
風呂トイレは共同。シャワールームの他に風呂場もあるとのことでしたが今回は使いませんでした。エアコンが付いているので暑い寒いで困ることはないです。テレビもないよりはあるほうがいいといった大きさで不便はありません。
カプセルホテルなどと違い、『部屋』なので鍵が付いています。今回は2泊3日だったので、荷物を置いて外出する日があり、鍵ありはとても魅力的でした。駅のコインロッカーを使う手段もありますが、いちいち荷物を詰めて運ぶと言う手間が何だか面倒な上に、大きい駅のロッカーを使うと帰ってきた時に迷う、そもそも空きがなくて探すのに手間取るなど、2泊3日のプランではあまりメリットを感じていません。
ビジネスホテルでよくある浴衣の貸し出しやアメニティなどは基本ありません。持ち込みが必須です。歯ブラシは自前のものが入ります。シャワーは利用可能で、バスタオルは有料の貸し出しがあるそうです。ズボラな私は部屋に備え付けのフェイスタオルで何とか代用できたのでよかったですが、小さいタオル一枚ではすまないという方は借りたほうがよいと思います。また簡単な調理(レンジやお湯)が可能で、ランドリーもあるのでそこそこの長期滞在もできそうです。
音に関しては人を選びます。築30年越えの学生寮に住んだことがある人ならわかりますが、隣の喋り声はもちろん、廊下を歩く音も結構聞こえます。隣に泊まっていた2人組のフランス人女性の会話はほとんど聞こえていましたし、歯を磨く英語圏の男性の独特な鼻歌も目覚ましがわりになりました。
清潔さについては特に気になりませんでした。リノベ後から年数ほどで、掃除もある程度行き届いていたので、アレルギー性鼻炎の私でも特に症状は出ませんでした。最近よくあるダニなどもいませんでしたが、外国人もある程度泊まっているので掃除だけでは分からない部分だと思います。
東京の安宿について
当たり外れ、合う合わないがたくさんあります。安くていい宿がそうそうに見つかればいいのですが、必ずしも巡り合えるとは限りません。そんな安宿に挑戦し、悲しい思いをした知人たちの体験談を少し載せておきます。安宿探訪の際に参考してください。
・テレビのB-CASカードが抜き取られていて受信できない
・エアコンをつけたらマイナスイオンに乗って埃が降ってきた
・鼻炎花粉症になったことのない人の鼻水が止まらなくなり、旅行を打ち切った
・泊まった宿のグーグルの評価が⭐︎1.7
・宿の受付の人が下請けらしく、設備や補充品の場所を把握していない
・門限のある宿のチェックイン時間に間に合わず(知人が悪い)、恫喝まがいの電話を受けたが、宿泊費に2千円を上乗せすることで乗り切った
などなど色々あります。
今回のカンガルーホテルは比較的良心的な部類で、東京遠征の際は継続して利用したいと思っています。
こんな人にオススメ
最終的な私の感想です。こんな人なら大丈夫かと。
・音への耐性が高め
・何かが突然起こっても動じない
・狭い部屋を許容できる
ということで、令和の独房体験記でした。決して悪くない。好きなタイプの宿でした。
終わり