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将来は自ら広告塔として自分の作ったゲームを宣伝!齋藤優斗氏にインタビュー!

学生クリエイターにフォーカスしたインタビュー企画!
―学生クリエイターがどんなことを考えて、何に熱中しているのか―

今回は日本電子専門学校 ゲーム企画科 1年生の齋藤 優斗さんにインタビューを行いました。
死ぬほど卓球にハマったというプランナー志望の齋藤さんはどんな思いでゲーム業界を目指すのでしょうか。

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(進級制作発表会で発表する齋藤くん)

日本電子専門学校 ゲーム企画科の進級制作発表会。 「ワールドワイドに通用する」をテーマに各チームが企画・制作した作品をプレゼン発表した。

ハマったものには全力投球

― 自己紹介をお願いします。

齋藤:齋藤優斗、年齢は今19歳です。所属は日本電子専門学校のゲーム企画科です。希望職種はゲームプランナーです。

― 学生の頃に一番楽しかったって思い出ってなんですか。

齋藤:中学の時は卓球部で、部活めちゃくちゃ頑張りました。卓球のラケットにいっぱいお金を使って、死ぬほど卓球が楽しくて、めっちゃ練習しましたが、大会では結果出ませんでした。とりあえず自分が楽しければいいみたいな感じでやっていました。

― どんなところが楽しかったですか。

齋藤:卓球は球に回転をかけて戦うスポーツですが、回転のかかり方が違ったり、あえて回転をかけないようなラバーもあります。戦う前からいろんなことを考えるので本当にハマっていました。何より友達と試合して、勝ったり負けたりするのが楽しいですね。

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― 人生で一番影響を受けていると思うゲームはなんでしょうか。

齋藤:『パズル&ドラゴンズ』ですね。僕が中学生の頃にちょうどリリースされました。周りがスマートフォンを買ってもらっている時期でしたが、自分は買ってもらえませんでした。
中学3年生の頃にiPod touchでゲームを始めてハマって高校の時もずっと遊びました。課金もいっぱいして、ゲームもいっぱいやって、長く楽しかったゲームは『パズル&ドラゴンズ』が一番ですね。

― 課金いっぱいしたんですね。

齋藤:僕が好きなコンテンツとのコラボが多くて、例えば、最近だとマガジンコラボの『フェアリーテイル』で、ナツやグレイとかが出てきたんです。自分の世代に刺さる部分があったので、そこでいっぱいガチャを回しました。

― 他にも好きなゲームはありますか。

齋藤:中学から高校にかけて麻雀にめっちゃハマりました。高校でボードゲームをやる部活に入って、その時は顧問の先生が買ってくれたボードゲームで遊んでいました。
そんな中、僕が亡くなった祖父から譲り受けた麻雀牌を持参すると、メンバーが集まって、麻雀パチパチ打ち始めてずっと麻雀をするので、顧問の先生に怒られましたね(笑) 

― 楽しそう! 麻雀で一番楽しいのはどんなところでしょうか。

齋藤:僕が楽しいと思うのは、麻雀の役で欲しいのが引けて、相手が突っ込んでくれたときに「ロン!」って言う瞬間が一番です。

― 「ロン」っていう瞬間が気持ちいいんですね。

齋藤:気持ちいいですね。点数もぎ取れるんで!

後から気付いた制作中のこだわり

― 志望職種はどうしてプランナーなんでしょうか。

齋藤:実はゲームを作れるような高校にいまして、チームでゲームを作る授業がありました。自分はクラスの中ではプログラムが出来る方だったので、プログラムを担当していました。その時のリーダーがいい加減で、僕が提案するとまた案がひっくり返ることが多々あったんです。それだったら僕がちゃんと指示したいと思ったので、それがきっかけです。

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― 今まで作ったゲームについて教えてください。

齋藤:僕が日本電子専門学校に入って初めて作ったゲームが『リバースエスカレーター』といいます。僕がプログラムを主に担当して、もう1人がデザイン担当で、ゲームショウに向けて2人で作りました。どんなゲームかというと、エスカレーターを逆走するだけのゲームです。

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齋藤:警備員に見つからないようにエスカレーターを逆走するだけのシンプルなエンドレスゲームですね。こんなんでいいのかなと疑問に思った時期もありましたが、逆に言えば、世の中のゲームでも、そんなに凝ったシステムは難しいというのを、この時期になってなんとなく分かり始めてきました。シンプルな方が分かりやすいんだなっていうのを思った時期ですね。

― 特にこだわろうと思ってこだわった部分はどこですか。

齋藤:段差を上がる時にちょっとだけ段差上がってる風に見せることや、分かりにくいんですが、捜査する時に薄い円を出して、どっちの方向に操作しているかをわかりやすくするというのを、制作時は当たり前のようにやっていましたが、今となってはこだわっているポイントだったと思います。

ゲームを作って表舞台に!

― 次はどんなゲームを作りたいですか。

齋藤:次はインゲームのシステムにもこだわりたいんですが、ユーザーが最初に目にするポイントをメインに考えていきたいです。

― どんなゲームを目指しますか。

齋藤:小学生のときに影響を受けたゲームで『ゴースト トリック』というDSで発売されたカプコンのゲームがありまして、その題材も面白かったですし、外見の部分も面白くて、細かい動きもすごく丁寧に作られていたので、そこを目指すのはありますね。

―それはどうしてでしょうか。

齋藤:今までは自分が作りたいゲームを作ってきて、他人のことを考えたゲーム作りはあまり思っていなかったからです。

― 10年後の自分はどうなっていますか。

齋藤:今スマホゲームのプロデューサーでYouTubeとかの表舞台に出ていたりするので、そういうところを目指したいです。自分もその舞台に立てれたらと思います。

― 将来が楽しみです。ありがとうございました!

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