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フリーライターからPMに。先が見えない面白さに惹かれて入社【#gCな人たち vol.02:鳥居有葉】

gCストーリーでは社員同士の相互理解のために、社内向けの社員インタビューを行っています。このnoteでは一部を抜粋してお届けします!第2弾は2018年に中途入社された鳥居有葉さんのインタビューをお届けします。
(インタビュー日:2018年10月2日)

フリーライターからPMへの転職

ー現在はどんな業務を担当されていますか?

今やっているのは施工管理のプロマネ(注:プロジェクトマネージャー)です。プロマネの仕事は、はじめてなので面白いですね。

ーgCストーリーにはどうして入社されたんですか?

gCストーリーには、会社として先が見えない面白さがあるなと思いました(笑)
メインは看板事業ですが、色々試したり挑戦したりしてるじゃないですか。
どんな風にこの会社は進んでいくんだろう、育っていくんだろう、みたいな見えない感じですね。
あとは人間関係がいいので、ここなら人間を好きになれそうだな、と。

ー転職ははじめてですか?

転職はgCがはじめてです。大学を出て22歳で前職に入って、3年目くらいまでは正社員でした。その後フリーライターをやりたいなと思い、アルバイトに雇用形態を変えつつ、雑誌の連載やチラシ作成の依頼をもらったりしていました。

ーなんでフリーライターになろうと思ったんですか?

もともとは本を作りたいと思っていて、本を作るなら目指すのはフリーライターだろうなと。本を作りたかった理由は、大学時代に入って一人暮らしを始めた恋人の食生活がカップラーメンや菓子パンだらけで、やっぱり体調を崩したんです。

私は農学部で、生物化学という「食べたものがどういう風に分解されるか」や「生物が牛乳をどういう風に分解してヨーグルトにしているか」を研究していました。食に関して研究していたこともあって、野菜食べなよ!と言っていました。けど、むこうも理工学部だったので、「なんで野菜がいいのか証明してくれない?」と言われて、わかりやすい本を作って納得させられたらいいのではないかと。ノートにまとめるのが好きだったので、そのうちに本にまとめたいなと思ってたんです(笑)

ー実際にフリーライターとしてやっていけてました?

全然やっていけませんでした! 正社員からアルバイトになって、お給料がガクッと下がったんです。そして、情報収集のためにイベントに行くとポンポンお金が飛ぶじゃないですか。

一人暮らしをしながら3年ほどフリーライターをして、自分なりにすごく必死にやっていたけど何も変わらないなと思って。転職活動を今年の3月からはじめて、7月にgCに入社しました。

分かりやすくシンプルに表現する事の美しさ

ー仕事で働くことのモチベーションはなんですか?

雑誌の連載記事の場合だと、企画段階で何を書こうか考えているときが一番楽しかったです。一方で、実際に細かい文章の調整や、差し込むイラストの清書は苦痛でした。ただ、完成した記事を主観なしに、面白いなと思えた時は気持ち良いです。

物事を分かりやすく出来た時もワクワクしますね。
たとえば、slack(注:ビジネスチャット)で文章を送らないといけないときに、最初の一行で何を伝えて、理解してもらえるかなと言うのを考えてまとめた時が、シンプルになって嬉しい!となります。

ー見た目がシンプルに入ってくるって、企画考えるよりも細部を見ている方が当てはまらないですか?何を世に出したいか、何をみんなに伝えたいかを考えている時のほうがワクワクしてそうですけど。

そうですね。何を伝えるか考えるのも好きな方ですけど、どちらかというと伝え方とか表現の仕方の方に重心があります。

プロマネスキルを活かした中長期のキャリア

ー現在入社して少し経ちましたが、働いてみてどうですか?

中途で入ったからこそ、気づけることや、やってみたいこと、今しか感じられないことがたくさんあるなと思っています。

例えば、職人さんを知っていることはgCの強みだと思うので、「職人さんとは」を伝えるようなメディアだったり。

あとは、職場環境とか人間関係の良さみたいなところがgCの強みだと思うので、それが活かされているのがracisaプロジェクトだと思います。そのチカラを教育機関で発揮できたら「いじめ」など、そもそもの考え方がなくなったりできないかなとか。

スキルとしては、プロマネ力を身に着けたいと思っています。

もし今後、産休や育休を取ったとすると、プロマネとしてプロジェクトの中心に入るのは出来なくなってしまいます。だから業務の細分化等して部分的に携わることで、中心ではなかったとしてもプロマネ業務に関われる方法無いかな、というのは探したいですね。
そのためにはプロマネの仕事を網羅的に理解する事が必要だと思います。

ー入社前と入社後のギャップってありますか?

ちょっとルーズな部分もあるかと思います。服装や整理整頓、会議の開始時間厳守などはまだ成長途中なんだなと思います。バリッとしたスーツ姿の人がいれば、ジーパンにTシャツというモロ私服の人がいたり。なかなか会議開始時間ピッタリに人数いなかったり。
それも含めて自由とか自己責任というか、すごくおかしなことにはならないだろうという信頼関係の表れなんでしょうね(笑)

ーポジティブに捉えていただいてありがとうございます(笑)

あと、このプロジェクトだけ!ではなく兼任が多いので、時間のやりくりが難しいと感じています。複数プロジェクトの頭の切り替えは、もうちょっと上手くできると思ってました。会議も1時間ぴっちりですが、ぱっぱと進んでいくことにまだ慣れず…。みんな頭の切り替え早いですよね。

ー今後についてはどう考えてますか?

今30歳で、女性の30歳が転職をするって、教育しても産休に入っちゃうし転職しづらいよねって、まわりにすごく言われたんです。仕事を頑張って成長していく意思はあるんですけど、1~2年以内に産休に入るとすると、今がむしゃらに何も考えずに頑張るのは良くないなと思っています。

この間、先輩に産休前後の話を伺った時に「今やっていることは、絶対に活かせるから」という風に言って頂きました。先輩も産休前はプロマネをやっていて、今は新規事業でその力が活かされていると教えてもらった時に、スキルを活かしながら続けていく土壌はあるんだなと思いました。

今何を吸収するか、プロジェクトにどうやって関わり続けられるか、他にも何を自分がやりたいかを考えている最中です。マニュアル作成とかも好きなので、何かできないかなーと企んでもいます。

2018年7月に入社。サービスプロモーショングループにて、施工事業のプロジェクトマネージャーとして勤務。
コミュニケーションが丁寧で細やかな仕事の進め方は周囲からの評価も高い。
趣味はサイクリングと読書(漫画含む)。10キロ先のスカイツリーまで散歩に行ったり、月30冊以上の漫画を読むのが好き。
【インタビュー】渡辺洋輔 【編集】佐藤政也

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