【潜入レポ】会社の歴史を辿る「gCツアー」&笑いあふれる「gC入社式」
こんにちは。
中途入社10ヶ月目の、あるはです。
4月1日、新年度の始まりは
偶然にも月曜日でしたね。
gCストーリーでは
午後から始まる入社式の前に、
社長自らが案内役を務めて新入社員と行動を共にする
「gCツアー」が行われました。
私はどちらも見たことがなかったため、
新入社員の気持ちになって潜入してきました。
はてさて、どんな一日になるのか。
盛り沢山な4月1日のはじまりです!
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gCツアーは
起業をするきっかけになった理由から
最初のオフィスの場所、2回の移転を経て
現在の門前仲町に会社を移すまでの歴史を、
社長が語りながら思い出の地をまわるというツアーです。
今年は新入社員が9人と多かったため、
レンタカーを2台借りての出発となりました。
会社の歴史をたどるツアー、とだけ聞くと
うちの会社すごい!バンザイ!
を狙っているのかな?と思いがちですが
社長が開口一番に伝えたこと、それは
「今日のこの内容を覚えておくのではなく、感情を覚えていてほしい」
ということでした。
新卒入社して仙台の看板屋で働いていた時に
看板屋のプラットフォームを作りたいと思ってそこの社長に相談したが理解されず、
お金を稼ぐことに興味もなく起業するつもりもなかったが27歳で起業したこと。
登録してくれた看板屋さんに会いに行き、飲んで一緒にお風呂入って裸の付き合いをすることを大切にしていたら、気が付けば日本4周ぐらいしていたこと。
看板屋さんは店の顔を作っているというプライドがあったが、
テクノロジーの発達で看板を筆書きすることが少なくなり、忸怩たる思いをしていたので
これからどうしたらいいかを一緒になって模索したこと。
駒込で幽霊がでる部屋を借りて、
1階のイタリア料理店でピザを買って、
多いときは15人ぐらい起業家が集まって、これから頑張ろうぜとやっていたこと。
出資してもらって銀座のビルにオフィスを構え、
下請けとして実績を溜めつつ、こんなことできますもアピールして日本橋のビルへ移転したこと。
業績を上げていき、ビルの1階から5階まで徐々に借りていったが、
フロアを増やすと分断感があるよねという声があがり、
また東西線住まいが多かったこともあって、
比較的家賃の安くて広い現在の門前仲町オフィスに移転したこと…
社長は当時の出来事や気持ちを
笑い話も交えながら、どこか楽しそうにサクサクと話していました。
その内容はピンポイントに鮮明で、誇らしげに自慢をするでもなく。
話を聞きながら実際の場所を見て、
まるで私たちは追体験をしているような
当事者として同じ時に同じ場所にいたような感覚を持つ…
これこそが狙いだったのでしょう。
『さて、君ならどうしてた? そして、これから会社をどうする?』
そう問いかけられているように感じました。
午前中のgCツアーで
新入社員のメンバーは
すでに心がいっぱいになっていましたが、
皆でお昼を食べて会社に着いた後は
いよいよ入社式です。
去年入社の子達が
仕事後にせっせと作った千代紙の花を飾り付け、
社員全員で花道を作って出迎えます。
厳粛なムードというよりかは
和気あいあいとした、新入社員いじりも時折におこるような
賑やかな雰囲気で式は進んでいきました。
オープニングで流れたムービーは、GCFILMSという社内の動画作成・写真撮影を行うグループでオリジナルに作成されたもの。
以前に行われた内定式の様子などが使用されており、本格的な出来で、出だしからすでに感動ムードが漂います。
入社式で
gCストーリーらしい独特な内容のひとつが
「志プレゼンの発表」でした。
志プレゼンとは
個々人が人生を通して達成したい軸となる価値観(パーソナルミッション)
を発表する場です。
新入社員メンバーは
それぞれに自分の人生を見つめ直し、
大切な軸を自分なりの言葉で表すために
考えて、考えてきたのでしょう。
「愛の恩返しをする」
「自分に素直であり続け、自分の100%で周りの笑顔に貢献する」
「ありのままを愛せる世の中に」
「自分そして他人の幸せを尊重し、愛をもって共に生きる」
「恩返しよりも恩送りをして、感謝の連鎖を広げていく」
「まずは自分を中心に幸せを伝染させる。もちろん自分も苦しくて何かにぶち当たるときはある。立ち止まっても、一度戻ってみてもいいはず。人間、お互いに影響し合いながら、幸せを増幅させられる世界にしたい」
「先ずは自分の意を誠に。その後、誠にして現れたものを広げていく」
「縁する一人一人に愛情を与え、幸せのネットワークを紡いでいく。」
「これから先縁のある人、今まで縁のあった人への恩返し」
どのメンバーもプレゼンする時に
自信に満ちた、いきいきとした笑顔で話していたのが印象的でした。
お楽しみコンテンツの「なんでも質問コーナーでは」
サイコロの出た目の質問に新入社員に答えてもらい、
常に笑いが絶えませんでした。
社長や役員からのお祝いの言葉で面白かったのは
新入社員メンバーの幸せや成長を一番に願ったものばかりで、会社をどうしていくかはその次だったことです。
「自分の魂が本当にやりたいことを大切にし、自分に嘘をつかないこと。
集合的無意識という当たり前に囚われて、自分を苦しめないこと。」
「一人ひとりが自分なりの美しい花を咲かせて、綺麗な世界を一緒につくっていきましょう。」
「目先の出来事に一喜一憂しないこと。色々な経験をすると思うが、その瞬間では辛くて、意味が分からないこともあると思う。でも数年後には本当の意味が分かる。」
「不思議なもので、気づくタイミング、捉え方も含めて、必要な時に必要なことを学ぶ機会がある。成長のスピードは人それぞれだから、人と比較して慌てないように。」
「毎日を楽しみながら、自分のペースで進んでいってください。そしてみんなでいい会社をつくって、いい日本にしていきましょう」
「色々な価値観があって、刺激がたくさんあっていいなと思う。」
「どんどんみんなで恩を送っていって、未来の子供たちに繋がっていくんだなと感じました。」
「この多様性の世界で、gCストーリーというコミュニティを選んでくれたので、コミュニティを楽しんで、かつエネルギー値を自分で更に上げていくようにコミットしてもらいたい。」
「集団欲や承認欲求も満たせるような、もっとお互いに感謝の気持ちを伝えたり褒める組織に一緒になっていきたい。」
「今ここを大事に生きていきましょう」
新しく加わったメンバーを
単なる仕事仲間ではなく、家族のように迎え入れているということが
言葉からも、雰囲気からもにじみ出ていました。
これからますます
明るく賑やかになりそうで、
とても楽しみです。
以上、潜入レポートでした!
取材・文・構成・編集/あるは(Alha.) 撮影/熊谷(kuma_c_1209) オープニングムービー/GCFILMS