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使命感で支えた事業立ち上げ。地球環境のためにやり切るスタンス【#GCな人たち vol4:大沼慶太】

GCストーリーの成長事業でもあり、売上を毎期伸ばしているソーシャルエネテック事業部。チームの結束力も強く、事業部長の藤田さんが事業を牽引しています。
今回はソーシャルエネテック事業部の立ち上げ期から在籍している大沼さんに仕事の魅力や、当時の背景をお聞きしました。

社内の新領域担当からアサインされ、立ち上げに参画

ー大沼さんの普段の業務内容を教えてください

自分が所属しているソーシャルエネテックの事業は主に2つです。

太陽光発電所の草刈り
ソーラーカーポートの施工

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↑GCストーリーが施工したソーラーカーポートの写真です。

そこで現在は主に営業に近い仕事をしています。

少し前までは、施工管理と兼務でしたが、今年の8月から新メンバーが入りました。草刈りはその新メンバーに教えながら、自分がソーラーカーポート事業に集中出来始めた体制になってます。

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ー大沼さんが新規事業にアサインされた経緯を伺ってもよろしいですか?

GCストーリーのメイン事業である看板施工の部署にいた時は、主に職人さんの施工技術が活きる新領域や什器の施工を担当する課にいました。そこで僕は看板以外のプロジェクトをする人で、新領域の案件が回ってくる立ち位置でした。

そのポジションにいた事も加え、全社の前で発表機会がある際は「地球環境を良くしたい」と話していたので、当時の新規事業責任者に声を掛けられ、始まりました。

ただ、何をやるかは全然決まっていなかったのが正直なところです(笑)
とりあえず展示会にその人が一人で行ったり、色んな人にひたすら会ったりしている中で、どんな領域だったら事業化になりやすいか仮説を検証する日々が続いていましたね。

その中で、今残っているのがソーラーカーポートと草刈りになります。

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ー元々は工事請負のみでしたが、最近ではソーラーカーポートの直接販売もされていますよね?

工事請負は、基本的に販売店が営業して、契約に至った場合、工事だけを僕らが請け負います。

最近始めたソーラーカーポートの直接販売はお客さんから問い合わせをいただいたら、提案から契約、部材の手配、工事まで一貫して請け負います。

ソーラーカーポートがまだまだニッチな商品なので専門に扱ってる会社がまだいない状態です。事業立ち上げからいますが、toBのお客様の事業が続いてtoCのお客様まで広がるとは思わなかったです(笑)

使命感で支えた新規事業。1年後にようやくの黒字

ー立ち上げ当初で印象的だったことはありますか?

数字は1年後くらいに、ようやく黒字になった記憶があります。
客観的に見ると苦しい時期が続きましたが、苦しいなっていう雰囲気が流れていなかったのをよく覚えてますね。

みんなで頑張った先には事業として成り立つだろうし、お客さんからも「GCストーリーなしじゃやっていけません」と言ってもらえる事がたくさんあったからだと思います。
社会から必要とされている実感もありました。

ー立ち上げ当初で特に苦労した部分はありますか?

施工の協力会社さんをどうやって見つけるか、が一番大変でした。
新しい事業始まるんで手伝ってくださいと声を掛けて、最初は普通の看板屋さんに協力してもらいました。ただ、業界が違うので、施工マニュアルを見ても分かるような分からないようなっていう感じで、毎日ずっと現場に一緒に行きましたね。
最初はこの方がいいんじゃないか、あの方がいいんじゃないかって正解を見つけるみたいなやり取りが続きました。

ー事業立ち上げ期はどんな気持ちでしたか?

使命感で、やるしかない感じですよね。他には何も考えてない(笑)
「めんどくさいから」「いやだから」で辞めちゃうのはないなーって、それだけですかね。
始めたことを途中で終わらせたくないと個人的には思っていました。

知らない事ばかりの中、諦めずにやり切る

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ー今までの業務で新領域の案件を担当する事が多いと聞きましたが、得意ではあるんですか?

得意だとも苦手だとも思ったこともなくて、どこまで行っても使命感で動いてる気がしますかね。やるたびに知らないことばかりあるから、知らなくても諦めないみたいな、負けねえぜっていうガッツは必要です。

新規事業で心掛けている事は、早めの判断をせずに、一回ちゃんとやってみるのが大事ですかね。

さすがに難しすぎるなぁみたいな山はたくさん来ますが、一旦全部これは新規事業作る上での山だから一回超えた後で判断してみるのが重要かもしれません。

ー多くの山や困難があったかと思いますが、それでもプロジェクトを続けた理由は?

若さゆえだったなぁと言うか、かっこいい大人達はとりあえず最初の方は泥臭く働いてるぜみたいな(笑)
目の前の壁から逃げ出すのが、格好悪く感じちゃったんですよね。「格好悪い」は価値観として大きいかもしれません。

ー大沼さんの中でのかっこいいの定義はなんでしょうか?

やり切る」って事ですかね。途中で折れて悪いとは思いませんが、初志貫徹出来ないのはかっこ悪いなー、とは思っちゃいますかね。
ちゃんとやり続けることで、また新たな出会いがあるだろう、と言うか。

未来の方向性を決めつけ過ぎず、他社と関係性を広げる

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ーソーシャルエネテック事業部は、チームでパタゴニアを着たり結束力が強い姿が印象的です。

パタゴニアのTシャツやスウェットを2~3年前まではチームに入ったらプレゼントするしきたりがあったくらい、好きですね笑
感銘を受けるのは 地球を良くしたい理念に対して、パタゴニアは素直に従っています。

その姿を貫いてるのは自分たちにとって勇気づけてくれる存在であり、地球環境を良くする企業の中ではリーダー的なイメージがあります。その姿を尊敬してるし、製品としてもカッコいいと思います。

ミッションビジョンを考える時にもパタゴニアのあり方っていうのは理想像と言うか、良いモデルケースとして参考にさせてもらいました。

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↑ソーシャルエネテック事業部のミッション/ビジョン

ーソーシャルエネテックの事業は地球環境に関する内容ですし、パタゴニアが目指す方向性と近しいのかもしれませんね。SDGsの流れを見ても、エコや環境への意識は社会的にも強まっている印象があります。

太陽光再生可能エネルギーをもっと増やさないといけないのは、もう明確なので、商品開発、営業、施工までをちゃんとする意識は強く持っています。
太陽光を安心して導入出来る、といった啓蒙も含めた一連の活動も今後は出来るといいですね。

ただ、地球環境だけ良くなって人間が生きづらくなったらそれは違うよな、とは思ってます。
環境負荷という点では理想的だとしても、人がついてこないシステム、仕組みだったら破綻してしまいます。
極端に人間に負荷を強いる仕組みは長続きしないので、バランスは大事だと思います。

ーこれからを通してやっていきたいことはありますか?

他社さんとの協業と言うか、タッグ組んで何か生み出すってことをしたいです。
ビジネスプレゼンのピッチに出て、いろんなアイディアもらったり組める人を見つけたり、思いもよらない方向にどんどん転がっていくことをしないといけないかな、と。

僕達が今まで同じ環境で働いて来て「思考の癖」や「枠組み」が凝り固まっているはずです。他の人の力を借りに行きたいし、行かないといけないフェーズだと考えています。

課題に思っているのは、影響範囲がまだまだ狭いので、そこを誰かとタッグを組んだりすることで爆発的な広がりが出来るんじゃないかと思っています。

どこまで行ってもソーシャルエネテックのチームの皆はガッツが持ち味のチームなので、そこに他社のビジネスプランやアイディアを掛け合わせて、知らない方向に転がっていきたいです。

どうしたい、どうなりたいっていうのは変に固めず、これからも柔軟に行きたいですね

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2012年に新卒入社。ソーシャルエネテック事業部の営業として勤務。入社以降、施工管理の経験を積んだ後に、新規事業であるエネルギー領域にアサインされる。
趣味は山登り。
インタビュアー/櫻庭実咲 文・編集/佐藤政也 撮影・デザイン/熊谷怜史

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