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生き方論的ななにか あと倫理とか 詩とかも 第6回 正しい正しさを求めて (その3) 他者との関係と価値観(って、倫理のことやんか)
今回は、生き方論のなかでも、自分と同じ個人である他者との関係を、「価値観」(便利な言葉やん)というキーワードを手がかりに考えてみます。 経験から言うと、他者との関係を深く持つ者ほど、その人の価値観は変化していく。その価値観の変化が成長なのか、変容なのかが問題なのだ。変容といえば、チェーホフの「可愛い女」を思い出す。様々な男性の価値観を吸収しては変容していく彼女、まるでアイデンティティーくそ喰らえな人格を私達は果たして人間と呼ぶことができるのか。 一方、自分として完結し
生き方論的ななにか あと倫理とか 詩とかも 第5回 正しい正しさを求めて (その2) 正しさの循環とサステナブルな生き方の構築
前回は、生き方から離れて「(数学的)正しさ」について思考を巡らしたんやけど、正直なところ、かなり居心地悪かったです。あっち(数学の女王さま)も、なんか私達のこと嫌ってるようで、多分、「やだぁ、人間の匂いがする、誰か、この臭いのもと抹殺して頂戴!」てなことゆってる気がする。でも、侮れないし、捨て置けないのは、あっち側(物質や空間や無限)と繋がってるし、私達をそこに繋げてくれるからかな。ま、その辺りの関係性(人間と生命と物質界)も踏まえて、再び、生き方論に帰ってみます。なお、「