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#007 ちょいボド会 ◯リモートカタン時短ルール その2 ボ当地ルール
リモートカタンの時短ルール、その2です。
今回は僕が考えました、「ボ当地ルール」を紹介していきます。
前回のGPさんの奨励ルールより、更に時短になる事を目指したルールです。
これは、どちらかというと、四人戦よりも三人戦の方がお勧めですね。
ボ当地時短ルールの説明
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最初の一巡目に開拓地を二ヶ所置き、資源を1枚獲得。
次の二巡目に都市を置き、資源を獲得(最大3枚)。
スタート時は勝利点4点で、資源も最大4枚持った状態から始めます。
いち早く勝利点10点に到達したプレイヤーが勝利するのは、通常ルールと同じ。
前回紹介しましたGPさんの奨励ルールよりも、更に資源が貰え易くしてあります。
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一巡目にタイルを指定して開拓地を二箇所配置する
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手番の一巡目に開拓地を二箇所配置しますが、その為には、配置したい資源タイルを指名して、その資源タイル周辺に開拓地を二箇所配置します。
街道はそれぞれの開拓地に沿って配置します。
今回の例で説明していきます。
赤色一番手は、木港を得るために、8木タイルを指定。これで木の資源を獲得します。
開拓地の設置場所は、木港の8木10木と、指名した8木タイルの周辺である4鉄5レンガ8木に設置。
街道はそれぞれ8木10木の間と、4鉄8木の間に設置。
街道は最初から繋げる事も可能ですが、違う方向に置く事により、次の開拓地を設置し易くなるので、別方向に延ばしていくやり方をお勧めします。
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次に青色二番手は、麦港を得るために6羊を指定。これで羊を獲得します。
開拓地の設置場所は、麦港の2鉄6羊と、指名した6羊の周辺である4鉄6羊9麦に設置。
街道はそれぞれ6羊の海岸線と、4鉄9麦の間に設置。
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続いて橙色三番手は、羊港を得るために8麦を指名。これで麦を獲得します。
開拓地の設置場所は、麦港の4レンガと8麦と、3鉄8麦10羊に設置。
街道はそれぞれ4レンガと8麦の間と、8麦10羊の間に設置。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73867713/picture_pc_a1018b2bcfbf7c61a7ddd003f4a953de.jpg?width=1200)
最後に白色四番手は、6羊を指定。これで羊を獲得します。
開拓地の設置場所は、5レンガ6羊9麦と、6羊11麦12木に。
街道はそれぞれ5レンガ6羊と、11麦と12木の間に設置。
これで一巡目が終了です。
二巡目は手番の逆回りに都市を設置
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二巡目は手番の逆回りに、四番手の白色から都市を設置していき、資源を最大3枚獲得できます。
今回の例では、白色四番手は、3鉄6羊11レンガに都市を設置。これで鉄、羊、レンガの3枚を獲得。
街道は3鉄6羊の間に設置。
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次に橙色三番手は、レンガ港の9麦10木に都市を設置。これで麦と木を獲得します。
街道は9麦海岸線に設置。
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続いて青色二番手は、9麦10羊11レンガに都市を設置。これで麦、羊、レンガの3枚を獲得します。
街道は9麦10羊の間に設置。
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最後に赤色一番手は、2鉄5羊9麦に都市を設置。これで鉄、羊、麦を獲得。
街道は2鉄5羊の間に設置。
これで二巡目の都市の設置が終了です。
初期配置終了
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73868941/picture_pc_06b83505e6995af5e86bb3e74eb44c5e.jpg?width=1200)
以上で、ボ当地ルールでの準備が整いました。
最初は4点スタートで、10点に到達したプレイヤーが勝利者となります。
ここからスタートすれば、ダイスを振れば何かしらの資源が貰えるチャンスが広がりますので、ダイスを振っても何も貰えないという、序盤にありがちなイライラ感は解消されます。
ゲームスタート時が、中盤戦となります。
手番が回ってくるまでに、他の人のダイス目でも自分の資源が増えていきますから、
手番では、どんどん資源を使っていきましょう。
バーストに気をつけよう
自分の手番になるまでに、5,6枚資源が貰えるのが当たり前に起こります。
あまり資源の使い惜しみをしていると、誰かがダイス目7を出してしまい、資源を半分没収されがちに。
あまり意味のないと思っていても、街道建設する事や、発展カードをどんどん引く方が勝ち易くなる事も多くなります。
資源を没収されるくらいなら、どーんと気前良く資源を無駄に使い、気分を良くしましょう(笑)
発展カードが勝利の明暗を分ける?
通常のカタンのルールでも、発展カードが勝負の明暗を分ける時がしばしばあります。
この時短ルールだと、最初から資源が豊富に来ますので、発展カードを引く場面が多くなるでしょう。
勝利ポイントも獲得出来るかもしれないので、都市化するか?発展カードを引くか?選択に迷いますよね。
普段はあまり発展カードを引かないというプレイヤーさんにも、発展カードの重要性を確認して欲しいと思います。
交渉しなくても良くなる?
カタンが苦手だ、と言う人の多くが、カタンならではのルールである、「交渉」が苦手だから、と答えてます。
相手から交渉を持ちかけられると、断るのに勇気が必要、と言う人も多く、人間関係自体がギクシャクする場合も起こり、初心者には難しいと感じられる所以です。
この時短ルールだと、交渉しなくても資源がどんどん手元に来るので、わずらわしいと感じるような、交渉の場面が少なくなります。
あっという間に資源が4枚貯まり、銀行交換で欲しい資源と交換すれば良いのですから。
「交渉」は、カタン独特の素晴らしいシステムですが、交渉する場合は、相手に無理のない、お互いが得するような交渉を心がけましょう。
1ゲームのプレイ時間がおよそ45分
通常、カタンを遊ぶ際には、慣れた人同士で遊ぶと、どうしても接戦になるので、約1時間くらいかかります。
初心者が入る場合だと、ルール説明なども含まれますので、更に15〜30分かかりがち。
時短ルールを奨励しているのも、1ゲームのプレイ時間を短くする事で、よりソフト層にも楽しんでもらえる機会を増やしたいからです。
前回紹介しました、GPさんの奨励時短ルールなら60分以内、このボ当地時短ルールなら45分程度で終了する事が多いです。
より短いルールで楽しめるなら、
「もう一戦、お願い!」
というのも言い易くなりますし、他のゲームを遊ぶ余裕も出来ます。
何度でもカタンを遊びたい!
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もっともっと、多くの人たちにボードゲームを遊んでもらいたい。
そんな思いから、時短ルールを考えてます。皆さんもより良いハウスルールを考えたりする事はないでしょうか?
よろしければ、皆さんが考えた時短ルールや、初心者向けのルールを教えてください。
これからもボードゲーム仲間を増やしていきましょう♪